【伝統工芸】ピアス　『stargazer』　ー漆×螺鈿×蒔絵ー　

長時間露光によって星を流して撮った写真をイメージした作品。 広大な夜空をひとかけらを傍に置くって素敵だなと思いませんか？ 漆芸では、貝を張り付けて加飾することを、「螺鈿（らでん）」といいます。 現在は、貝殻職人がシート状に加工したものを、作家が自身で裁断して使用します。 細く裁断したものを更に細かく割り、一枚一枚竹串で張り付けていきます。 今回は貝の裏に彩色を施した「伏彩色（ふせざいしき）」 という技法を用いてより鮮やかな輝きを表現しました。 螺鈿は日の下にて貝の玉虫色の美しさが更に引き立ちます。 側面のゴールドは、金粉（純金の粉）で表現する「蒔絵（まきえ）」で加飾しています。 動くたびゆらゆら揺れるのも可愛らしいです。 このように複雑な工程と漆の性質により制作期間は数か月に及びます。 ゆったりとした時間と古くから伝わる技法と、自然からの恵みで作品はできているのです。 螺鈿技法の作業風景↓↓ https://www.instagram.com/p/Bru2cBZAEv6/?utm_source=ig_web_copy_link ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ■素材：漆、夜光貝、白蝶貝、金粉、金箔 イヤリングパーツ　14kgf ■サイズ■ 本体：縦 約21mm× 横 約21mm ×厚み 約4㎜ ピアスポスト：約10mm ■重さ■ 片耳　約2g ※繊細な素材なども使用していますので、落下などの強い衝撃がかかると破損の可能性もございますので、お取り扱いにご注意ください。 ※一点一点手づくりしておりますので、柄やデザインが多少異なることがございます。写真は参考としてお考えください。 ※PC環境によっては、実際の色と若干異なる場合がございます。ご了承ください。