作品説明
木彫りの牛です。
ずっと前に「角突き」という伝統芸能がテレビで紹介されていたのを見て、闘牛のかっこいい様に惚れ惚れして、いつか機会があれば作ってみたいと思っていたのですが、来年の干支が丑だったので、これぞ機会と思って彫ってみました。
私事なのですが、これを彫り始めた頃に、ちょうど怒るようなことが起きて、闘牛のイメージにも合うぞと思って感情を込めて作っていました。
ところが彫ってるうちにみるみる冷静になってきて、当初鼻から蒸気を吹かんばかりに頭に血が上っていた自分が目の前に形になっていたものだから、可笑しくなってしまって。
そういうわけで、作品名は『正義』にしました。
自分が正義であるためにあれこれ記憶をたどって理屈を作って、何かを責め立て怒っている様子。「我こそは正義のはずなのに!」と頭に血が上ってる様です。実際は正義なんてものは人が作るもので、人はそれぞれ考え方も価値観も違うんだから確かなものでは無いだろうに、どうして誰かに嫌な思いをさせるための正当な理由があるように錯覚してしまうんでしょう。
そんな滑稽な姿を目の前に据えておいたら、怒ることも減るかもしれないな、と思っています。
素材はヒノキ、着彩はアクリル絵の具です。
木彫りの牛です。
ずっと前に「角突き」という伝統芸能がテレビで紹介されていたのを見て、闘牛のかっこいい様に惚れ惚れして、いつか機会があれば作ってみたいと思っていたのですが、来年の干支が丑だったので、これぞ機会と思って彫ってみました。
私事なのですが、これを彫り始めた頃に、ちょうど怒るようなことが起きて、闘牛のイメージにも合うぞと思って感情を込めて作っていました。
ところが彫ってるうちにみるみる冷静になってきて、当初鼻から蒸気を吹かんばかりに頭に血が上っていた自分が目の前に形になっていたものだから、可笑しくなってしまって。
そういうわけで、作品名は『正義』にしました。
自分が正義であるためにあれこれ記憶をたどって理屈を作って、何かを責め立て怒っている様子。「我こそは正義のはずなのに!」と頭に血が上ってる様です。実際は正義なんてものは人が作るもので、人はそれぞれ考え方も価値観も違うんだから確かなものでは無いだろうに、どうして誰かに嫌な思いをさせるための正当な理由があるように錯覚してしまうんでしょう。
そんな滑稽な姿を目の前に据えておいたら、怒ることも減るかもしれないな、と思っています。
素材はヒノキ、着彩はアクリル絵の具です。