2021年伊藤雲峰カレンダー「抱樸」（壁掛け版A4サイズ）

2021年カレンダーのタイトルとなる「抱樸(ほうぼく)」は、伐り出された原木を抱きしめるという意味（老子の言葉）です。人間で言うならばまだ何者でもない人、その人を受け入れ抱きしめるといったことです。人間関係はときに傷つけ合いどうにもならないときがありますが、そんなとき、すべてを受け入れて抱きしめられたらどんなに素晴らしいだろうと思い、カレンダータイトルを「抱樸」にした次第です。今回も、すべての月を漢字一文字の篆書で表現しています。 今年のカレンダーは、卓上版と字を変えてみました。篆書は、今の漢字が出来上がるまでのルーツとなる字です。 漢字は、その一字ごとに意味を持っています。皆さんの気持ちに合う字をぜひ見つけてみてください。 壁掛けカレンダーにのみ、最後のページに疫病退散の神「蘇民将来」も載せました。ご活用いただければ幸いです。