こぎん刺しの動物ぬいぐるみ「赤べこ」

東北最南端の福島県会津の郷土玩具「赤べこ」が 東北最北端の青森県津軽地域のこぎん刺しのぬいぐるみになりました。 東北の工芸を二つ取り入れた、本格的なテディベア製作技法で作るぬいぐるみ。 子どもっぽいキャラクターっぽさがない、シンプルなデザインなので、 大人のインテリアにもおすすめです。 2021年は丑年、疫病除けとしても知られる赤べこは、頭が上下に揺れるのが特徴です。 赤べこについて詳しくはこちら。 https://kurosuke3796.hatenablog.com/entry/2020/09/16/075907 頭が動く様子はinstagramからご覧ください。 https://www.instagram.com/p/CE7l9a0ncPb/?igshid=7xyr93x6jfcb ■こぎん模様「べこ刺し」 べことは牛のこと。どこが牛なのかはよくわかっていません。足跡の形でしょうか。 ■素材 ミニチュアファー、ジョイント、綿、コングレス（こぎんの生地）、こぎん糸、ビーズ、リボン ■こぎん刺しと総刺しこぎんぬいぐるみとは こぎん刺しは、青森県津軽地域に伝わる刺繍麻の着物の補強や保温が目的でしたが、 やがて着物全体を飾る模様として、たくさんの模様が生まれました。 「てこなこ」「きくらこ」など、津軽弁の名前が付いた模様や、 「紗綾型」「亀甲」「鱗形」など日本古来の縁起模様に由来する模様もあります。 テディベアと同じ方法で作っています。 小さいため、身近な空間に飾ることができます。 またバッグなどに入れて連れて歩くのにもちょうどいいサイズです。 小さなぬいぐるみと一緒なことで、気持ちが不思議と落ち着くこともあります。 首、手足が自由に動かせますので、お好みの表情にできます。 嬉しい時は一緒に喜んでいるように、 元気がでない時は、励ましているように、 見る人の気持ちに添えるように、敢えて目鼻のパーツは付けていません。