銅版画の制作過程で、何度も試し刷りをします。
そのときに出た銅版画を切り抜いて、箱の中に半立体的になるように組み合わせ、新しい世界を組み立てました。
デコパージュとは、フランス語で、切り抜くという意味。
銅版画でデコパージュ的な作品にしました。
もとになる銅版画自体が、オリジナルなので、どこにもないたった一つのボックスアートです。
作り始めたきっかけは、せっかく神経を使い試し刷りをしても完成品ではないために、日の目を見なかった影の下の力持ちの銅版画たちを、何かに利用できないかと思ったのが始まりです。
なので、ある意味エコアートとも言えるでしょう。
ただ切り取るだけでなく、新たに色を付け加え、描き入れたりもしました。
作品の部分には、あえてニスを塗りませんでした。
銅版画のマットな質感をそのまま残すほうが、アナログな手作業の質感が生かせると思ったからです。
ゾウと飼育員さんとペンギンは、銅版画の裏に厚紙を数枚重ね、ペラペラにならないよう補強しました。
それぞれのパーツが異なる高さに浮き上がるように、木片などで高さを出し、影を作ることで、立体的に見せています。
ゾウはな子が水浴びを楽しんでいる様子を真ん中に、井の頭自然文化園の動物や、ゾウ舎を入れました。
そして、飼育員さんが、仕事をしながらはな子を見守っています。
水浴びの季節は夏だったのですが、こだわらず、桜の花びらを配置しました。
ゾウ舎の脇にあるソメイヨシノは、はな子が井の頭に来てからずっと一緒に過ごしてきた仲なのです。
実際に見ていた光景をもとに、制作しました。
額は、市販の額を、塗装し直してあります。
紙ヤスリでニスを落としたあと、ブルー系のアクリル絵の具を塗り、ひび割れ加工の塗料を塗り、またその上からオフホワイトのアクリル絵の具を塗り重ね、最後は水性ニスで仕上げました。
アンティーク風の落ち着いた、味のある額になっているのではないでしょうか。
鮮やかな色味ですので、お部屋のワンポイントになります。
裏は、上に紐を吊るせる金具が付いていますし、自立できるようにもなっています。
額のサイズ 直径17.3㎝
奥行3.5㎝ 重さ300g
アクリルガラス入り 2020年作
銅版画の制作過程で、何度も試し刷りをします。
そのときに出た銅版画を切り抜いて、箱の中に半立体的になるように組み合わせ、新しい世界を組み立てました。
デコパージュとは、フランス語で、切り抜くという意味。
銅版画でデコパージュ的な作品にしました。
もとになる銅版画自体が、オリジナルなので、どこにもないたった一つのボックスアートです。
作り始めたきっかけは、せっかく神経を使い試し刷りをしても完成品ではないために、日の目を見なかった影の下の力持ちの銅版画たちを、何かに利用できないかと思ったのが始まりです。
なので、ある意味エコアートとも言えるでしょう。
ただ切り取るだけでなく、新たに色を付け加え、描き入れたりもしました。
作品の部分には、あえてニスを塗りませんでした。
銅版画のマットな質感をそのまま残すほうが、アナログな手作業の質感が生かせると思ったからです。
ゾウと飼育員さんとペンギンは、銅版画の裏に厚紙を数枚重ね、ペラペラにならないよう補強しました。
それぞれのパーツが異なる高さに浮き上がるように、木片などで高さを出し、影を作ることで、立体的に見せています。
ゾウはな子が水浴びを楽しんでいる様子を真ん中に、井の頭自然文化園の動物や、ゾウ舎を入れました。
そして、飼育員さんが、仕事をしながらはな子を見守っています。
水浴びの季節は夏だったのですが、こだわらず、桜の花びらを配置しました。
ゾウ舎の脇にあるソメイヨシノは、はな子が井の頭に来てからずっと一緒に過ごしてきた仲なのです。
実際に見ていた光景をもとに、制作しました。
額は、市販の額を、塗装し直してあります。
紙ヤスリでニスを落としたあと、ブルー系のアクリル絵の具を塗り、ひび割れ加工の塗料を塗り、またその上からオフホワイトのアクリル絵の具を塗り重ね、最後は水性ニスで仕上げました。
アンティーク風の落ち着いた、味のある額になっているのではないでしょうか。
鮮やかな色味ですので、お部屋のワンポイントになります。
裏は、上に紐を吊るせる金具が付いていますし、自立できるようにもなっています。
額のサイズ 直径17.3㎝
奥行3.5㎝ 重さ300g
アクリルガラス入り 2020年作