手差し型染め　巾着ポーチ！(花菱)

ご覧いただきましてありがとうございます。 こちらの商品は、紐でキュッと結ぶ、可愛らしいサイズの巾着ポーチです。 大正〜昭和にかけてモダンなデザインが多かった時代の染め型紙を使って、染めた手染めです。 型染めは、型をデザインする絵師と、デザイン通りに彫る彫り師と、それを使って染める染め師の3者が生地を作り、そしてその染め生地を仕立てる。この流れになっています。 もちろん、この大正〜昭和にかけては、パソコンや、コピー機などありませんから、 全て手作業というのも驚きです。 その型紙を使って当時は着物や帯を染めていましたが、私は、染めて、身近な巾着ポーチを作りました。 この型紙は古いので、型染め用の防染糊をへらで置くときが、一番緊張します。 破れやすいから、ドキドキです。 糊を置き終わったら、乾燥させて、乾いたら小さな刷毛1本で1色ずつ入れていきます。わざと隣同士の色を重ね、複雑な色にしていきます。 色が入れ終わったら、乾燥させ、熱を加え、水で糊を落とします。ようやく生地が完成です。 そこから仕立てます。 以前、実演やイベント等で販売していた商品ですが、お弁当箱に合わせて、マチを四角く取っていて、丸い入れ物も対応です。 イベントで、お客様に用途を伺うと、意外にも、お裁縫道具を入れる、化粧品を入れる、お茶の道具を入れる等、ご自分使いや、外国の方にプレゼントしたい、など、作り手以上の使い道を知りました。 皆さまもぜひ、ご自分の普段使いとして、また、プレゼントとして、手染めを楽しんで頂ければ嬉しいです。 また、綿ですので、お洗濯ができます。 アイロンをかけると、ご購入時の様にピシッとします。 簡易ではありますが、ラッピングをしてお渡し致します。 古典柄ですので、母の日などにも、ぜひお使いください。 「懐かしい柄！」とお喜びいただけるのでは、と思います。