奄美の生き物『アマミノクロウサギ』

奄美の木の実やドライフラワー等を使用して製作しました。 奄美を代表する生き物で、日本の天然記念物第一号に制定された『アマミノクロウサギ』。 奄美大島と徳之島だけにしか生息していません。 奄美に来られたなら是非一度は見て欲しい貴重な生き物です。 耳は短く、黒茶色の体毛、鋭く長い爪が特徴で、 赤ちゃん兎を一頭だけ産みます。 大切に育てる赤ちゃん兎を、授乳を終えると穴の中に残し、穴の入り口を塞ぎます。 なんだか残酷なように思えますが、ハブなどの外敵から大事な赤ちゃん兎を守るための手段なのです。 そしてお母さん兎は崖をよじ登り、遠く離れた場所まで移動して匂いを遠ざけます。 そしてまた遠い道のりを迷わずに、3日に一度、赤ちゃん兎にお乳を与えるために巣穴に戻ります。 逞しいお母さん兎と我慢強い赤ちゃん兎。 厳しい自然の中を生き抜いてきた、大切で愛おしいアマミノクロウサギです。 この額のアマミノクロウサギはススキの穂で作っています。 なるべく本物に近い質感を出すために試行錯誤しながら仕上げました。 子供のアマミノクロウサギをイメージして製作しました。 ４枚目の写真は参考までに、アマミノクロウサギの剥製写真です。 クロウサギのフンは大島紬のハギレを巻いてます。 なのでキレイなフンですよ（笑） 額の装飾には奄美らしさがてわるように、大島紬も貼り付けています。 もちろん奄美の木の実たちも登場してます。 作品と一緒に写真付きの説明書も作成してお付けします。 額はフック掛けが付いてますので、壁に掛けることもできますし、スタンド棒も付いてますので、立てることもできます。 そのままの木の実やドライフラワーを使用し立体的なのでガラスはありません。 奄美に来られたことがある方も、まだ来られたことがない方も、奄美の生き物シリーズ第１弾『アマミノクロウサギ』いかがでしょうか(^_^)