水引サンキャッチャー（大）：青紅葉

平安時代からつたわる日本ならではの色の組み合わせかさね色目の「青紅葉（あおもみじ）」を 参考に結んだ水引と天然石を使ったサンキャッチャーです。 秋の木々の葉が色づく様子は、古から今にいたるまで日本人の心を魅了してやみませんが 万葉の時代はもみじは「黄葉」という字があてられており、 「紅葉」になったのは平安時代からだそうです。 特に平安の貴族は、刻々と青から赤に変わっていく葉の色のグラデーションを好んだようで 平安時代の装束についてまとめた書物には、紅葉だけで５つのかさね色目が残されています。 「青紅葉」もそのひとつで、秋になって色づきはじめた木々の葉を背に これから色づく青葉を表した色目といわれています。 ”幸福を呼ぶインテリア”ともいわれているサンキャッチャーに 美しい紅葉の季節を告げる青紅葉のかさね色目をイメージした”平梅結び”の水引をあしらい、 天然石ルチルクォーツを添えてこのサンキャッチャーをお使いになる方の 幸せを願って、真心こめて作りました。 古来から伝わる雅な色の世界と、今、この瞬間の太陽の光の世界を 一緒にお楽しみいただけたら嬉しいです。 全長：約１９ｃｍ 水引：約５cm 天然石：ルチルクォーツ　約６mm サンキャッチャー（ガラス）：20mm 根付紐：赤