妖精の標本

蝶々の標本などで、あの銀色の細いピンが 残酷だと思っていました。 夫に尋ねたところ、小さな羽根などは 繊細で崩れやすく、 「壊さない為に、大切にする為に」ピンが 必要なのだそうです。 大切にする為の、一見、残酷な釘。 白魔術で、妖精様を捕まえておく術は 存在します。 妖精様は、生きています。 囚われたら、寂しかったり苦しかったり するかもしれませんが、 大事にして貰ったら、 もしかすると、妖精は魔術師に恋をするかも … と思って描いた絵です。 ボール紙に、ウォーターペンシル （水彩色鉛筆）で描いてあります。 ドライフラワーは、接着剤でついています。 ランプの下や陽の光、月の光の下で 様相が変わる絵です。 お気に入りの、ロマンティックな額に 入れて、ぜひ飾ってくだされば幸せです。 こちらは販売可能です。舘メールへ、 お問い合わせください。（￥6666） ・【少女の憂鬱】シリーズ