surface - on the water -

現代アートの立体作品です。美術家奥田誠一の代表作「surface」シリーズ、初期の作品です。（2015年制作） 「surface」には「表層」「浮かび上がる」の意味があります。 作品は和紙を焼成・堆積させています。中は空洞です。湖面に顔を出してたたずむ女性の姿を表しています。 愁いを秘めた表情の女性の顔は、焦げて穴の空いた和紙のディテールにより、一層儚げです。 紙製ですが、質感を損なわない程度に樹脂をしみこませてあり丈夫です。 後頭部髪を束ねた部分に1カ所空けてある穴に、壁面のネジ頭を入れるだけで展示できます。 ライティングにより、壁面に作品の文様が陰として現れます。