ぼくの５・５

　ご覧頂きありがとうございます。 　上下空色に金色のスジの入った色紙に、こどもの日の様子をあしらってみました。 　こどもの日を嬉しそうに迎えた男の子の顔は小川和紙で折っています。顔は白、髪は黒の和紙で折り、赤く円い頬はちぎりで、ほかの顔の部分は黒、オレンジ、ピンクの紙縒りになっています。 　男の子が被っている青い兜は花や金色の模様の入った友禅和紙で折り、切り紙にした金色の和紙をアクセントに入れています。 　着物は茶色に金色の麻の葉文様の友禅和紙を折っています。 　男の子の後ろには鯉のぼりが泳いでいて、吹き流しは若草色に赤、黒、金色などの横線の入った友禅和紙で、真鯉は黒に花や金色の模様の入った友禅和紙で、緋鯉は赤に花柄の友禅和紙でそれぞれ折り、白の小川和紙を紙縒りにした紐で竿につながれています。 　鯉のぼりの竿は焦げ茶色の小川和紙で折り、風車は金色の和紙で折ったものを二重にしています。 　鯉のぼりの下には菖蒲が咲いていて、花は濃淡のある紫色の和紙で折り、花の中心は黄色になっています。つぼみもあります。 　茎は濃淡のある緑色の和紙を紙縒りにし、がくと葉は切り紙になっています。菖蒲は小川和紙を使用しています。 　こどもの日にピッタリな、嬉しそうな男の子の笑顔が印象的な作品になっています。