【陰陽師≪セーマン≫（晴明）】水の性：追加画像

こちらは【陰陽師≪セーマン≫（晴明）】https://minne.com/items/17127775 の追加画像になります。 以下今回のセットについての語り。 今回、【ドーマン】【セーマン】【葛の葉】【うらみ葛の葉】の4セットを製作しました。 【セーマン】は陰陽師安倍晴明その人ずばりを表します。 私の中では水色に白という、水の性、そんなイメージがありました。 この晴明とライバル関係にあったといわれているのが蘆屋道満です。 『宇治拾遺物語』だったかな？ええとウィキって下さいｗ 【ドーマン】の方は赤いドームに黒のビーズカボションで、暗い炎を映す水の性として作りました。 元来水は黒で表されるのですが、そこは大人の事情で晴明は『水色』の葉を使いました。 さてこの晴明の母とされるのが妖孤『葛の葉』です。 今回二種作りました。 明るい緑の【葛の葉】は、人としての穏やかな日々を過ごす幸せな時間を表現。 かわいらしい色合いのセットにしました。 【葛の葉】のドームの周りにも【セーマン】と同じ形の葉っぱのカボションを付けています。 【葛の葉】と【セーマン】晴明の親子の絆みたいなね！？ 同じ形のカボションが五個ずつあったってのが奇跡なんですけどね！ そんなわけで【セーマン】と【葛の葉】は親子の繋がりがあります。 しかしこの【葛の葉】、晴明がまだ童子丸と呼ばれていた幼少の時期に狐の正体を暴かれて、 信太の杜に逃げ帰っていきます。 「恋しくば 尋ねきてみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」 この歌が葛の葉の歌として残っています。 愛しい我が子を置いて杜に帰らねばならない悲しみから、闇堕ちとまではいいませんが、 人の明るい世界から妖魔の仄暗い世界への帰還… そんな表現として濃い緑を使用しています。 そんなこんなの4セット！対となる【ドーマン】【セーマン】、 そして親子対の【セーマン】【葛の葉】、 明るい世界と悲しみの世界で対となる【葛の葉】【うらみ葛の葉】は、 ryoの脳内でこんな風に繋がっています、というお話でしたｖ