作品説明
いつものお店のドアを開けると知らない男が居た。
「おや、お客さんだ。いらっしゃい。」
「ん?いつもの店員と違う?あぁ、俺は臨時の店番だからな。」
「え、何?胡散臭い?!そんなこと言うなよぉ。ま、ゆっくり見ていってくれ。」
警戒しつつ店内を見ていると、男が声をかけてきた。
「そうだ、さっき面白いものを入れたんだ。見てみるか?」
そう言って男は私の手のひらに小さな月のネックレスを乗せた。
「こいつは満月のほんの僅かな時間に蒐集できる光を閉じ込めた物なんだ。綺麗だろう?」
まさかと疑いの眼差しを男に向けつつその小さな月を観察してみると、月は淡く光り、ほんのり温かさを感じた。
「な?すごいだろ!
ちなみにこれを蒐集する職人が居るんだが、そいつは神出鬼没でいつ現れるかわからない。だから仕入れるのも難しいんだよ。」
「しかもかなりの変わり者ときた。」
嬉しそうに語る姿を見ていると、案外良い人なのかもと思えてきた。
「まぁ、その職人ってのは俺の事なんだけどな。」
いつものお店のドアを開けると知らない男が居た。
「おや、お客さんだ。いらっしゃい。」
「ん?いつもの店員と違う?あぁ、俺は臨時の店番だからな。」
「え、何?胡散臭い?!そんなこと言うなよぉ。ま、ゆっくり見ていってくれ。」
警戒しつつ店内を見ていると、男が声をかけてきた。
「そうだ、さっき面白いものを入れたんだ。見てみるか?」
そう言って男は私の手のひらに小さな月のネックレスを乗せた。
「こいつは満月のほんの僅かな時間に蒐集できる光を閉じ込めた物なんだ。綺麗だろう?」
まさかと疑いの眼差しを男に向けつつその小さな月を観察してみると、月は淡く光り、ほんのり温かさを感じた。
「な?すごいだろ!
ちなみにこれを蒐集する職人が居るんだが、そいつは神出鬼没でいつ現れるかわからない。だから仕入れるのも難しいんだよ。」
「しかもかなりの変わり者ときた。」
嬉しそうに語る姿を見ていると、案外良い人なのかもと思えてきた。
「まぁ、その職人ってのは俺の事なんだけどな。」