グリンモンスター物語　第1章【第4話　使命】

　 　　鯉神様は捕り物とグリンモンスターの創造に夢中になり水中の変化に気付かなかったのです。 　　茫然自失の鯉神様に向かって 　「で、あなたは・・・？。」グリンモンスターは言いました。 　　ハッと我に返った鯉神様は「わしはこの湖の主、人呼んで鯉神様じゃ！！。」とふんぞり返りました。 　「鯉神様・・・。」とグリンモンスターはオウム返しでつぶやいたのです。 　「人間がわしの棲みかであるこの湖を汚してしまった・・先も見えないほど緑色にな・・。 　　だから人間どもに復讐するためお前を創造したんじゃ。」と遠い目をする鯉神様。 　　グリーンモンスターは控えめに突っ込みました「水は透明ですが・・。」 　「色々諸事情があるんじゃよ、皆まで聞くな。今でも悪い人間はいるはずじゃ。」 　「悪い人間・・・？。」とまたもやオウム返しでつぶやくグリンモンスター。 　「いいか、お前はこれから人間界に行き自然を破壊する悪い人間をこらしめるのじゃ！」 　「こらしめる・・・？。」いまいち事態を呑み込めないグリンモンスターですが 　　とりあえずコク 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・続く ＊この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。 　また物語は予告なく終了する可能性があります。