ポストカード童話　ひなぎく　（プリント２点セット）

童話を読んで、感じたイメージをイラストにし、 インクジェットプリンターで印刷しました。 用紙はインクジェットプリンタ用、 厚手の白色両面高画質マット紙を使用。 （プリント2点セット）と作品名に表示されてる作品なら、 イラストでも消しゴムはんこをプリントしたものでも、 どれでもお好きな物をお選びいただいて2点セットでお求め頂けます。 ※例　「ひなぎく」を2枚。 ※例　「ひなぎく」と「ことり小鳥」1枚ずつ。 など。 今回はアンデルセン童話の中から、魅かれるものを５話ピックアップしてじっくり読み、 読後に、物語のイメージや心動かされたシーンを私なりにイラストで表現しました。 こちらは『ひなぎく』。 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、 ざっくりご説明します。 別荘の柵の側にひっそりひなぎくが咲いています。 別荘の柵の中にはバラやチューリプなどの立派で華やかな花々が咲いていて、 そんなひなぎくなど相手にしないような気位の高さですが、 ひばりが毎日遊びに来て、ひなぎくにとっては穏やかで幸せな毎日です。 ある日、別荘の柵の中のチューリップがハサミで摘み取られ、 ひばりも別荘に住んでいる子供達に捕まえられてしまい、 ひなぎくのいる芝生も掘り起こされ、 ひばりの鳥かごに入れられます。 ひなぎくは一生懸命ひばりを元気づけようとしますが、 全くお世話をしてもらえないひばりは翌日には亡くなり、 ひなぎくのいる芝生も埃の中に打ち捨てられてしまいます… それで終わりのショッキングなお話なのです。 小さな温かい幸せから一転してのやりきれない結末。 人間の大人からすると、子供がした些細ないたずらに思えるかもしれませんが、 花達やひばりからの目線だと残忍な仕打ちです。 そういうのが子供たちに伝わる事を願ったお話かもしれませんね。 そんな切ないお話の中の幸せな１シーンが、 とても温かく尊く感じたのでイラストにしてみました。 後に続く悲しみがあるからこその輝くような幸せの１シーンを、 如何でしょうか？ （他のカードの詳細も是非ご覧ください☆） ※ご購入の際には「ご購入の際のご注意点」をご必読下さい。