昇龍の笛　　－平安仇討秘抄ー　

【作品の特徴】 平安時代の恋と仇討の物語です。和歌を散りばめてあります。 読み応えのある文学的な小説で、時代劇好きな方、平安時代大好きな方にお勧めです。 ペンネーム　要真 あらすじ ある帝の時代、嵯峨野の尼君を頼って周防から都へ一人の若者が上り来る。尼君が帝に引き合わせると、その正時(まさとき)こそ帝を蝮から救った恩人であった。帝は右近衛少将に任ずるが、都にても少ない優男に近衛の長が務まるのかとの近衛の反発にあい、正時は都一の武勇を誇る近衛将監高明(たかあきら)との手合わせを求められる。平然と応じる華奢な正時に高明は興味を抱く。 十三年前に野党に襲われ一族郎党皆殺しにあった先の右大臣九条邸の焼跡に、女の物の怪が出るとの噂。ある夜、高明は不審な牛車と行き会い陽炎(かげろう)と名乗る女を見初めるが…… 仇討悲願と恋模様が織りなす平安絵巻！ 【利用シーン、利用方法】 読書の秋に。 【サイズ等の仕様】 並製本　Ｂ６判　３２８ページ 【作品に込めた想い】 仇討の小説は主人公が燃え尽きたり悲しい結末が多いので、幸せな人生を示唆する小説を書きたかったのです。 あとがきにも書きましたが、私は現世で仇討経験があります。(犯罪ではありません)生きる気力を取り戻す為もあり、長年かけて完結しました。 某有名出版社から出版申し入れがありましたが、表紙も内容も自分の思いを通したかったので、自費出版しました。あとがきにも書きましたが、子供の頃からの夢を叶える事ができました。原稿用紙約660枚。 憧れの平安時代、憧れの十二単衣。元々の専攻は紀貫之の和歌です。活字中毒の私にとって、渾身の小説です。著作権は私にあります。 詳しくは http://www.v2-solution.com/booklist/978-4-86476-147-5.html アマゾンでも販売しております。