流木で描く山水画（L saiz）　＃１８

「地球のかけら」 アジア諸国との平和を願った作品です。 太古より中国西南部から日本の関東地方まで細長く伸びた照葉樹林帯。 乱開発からまぬかれた世界自然遺産屋久島の貴重で多様な照葉樹林の流木を使った 「流木で描く山水画」です。 屋久島の流木は何百年、何千年も生きた樹が、朽ちて倒れ長い年月土砂に埋もれ大雨で流され、海へと辿り着き、さらには重みで海底に沈み荒波で浜に打ち寄せらたものです。 かつて、太古の森を形成し、森の息吹を秘めた樹々の流木となった断片を大海、天空、深山幽谷に見立て大自然を描きました。 マットには屋久島の赤い土※「アカホヤ」や様々な土を使いました。 流木共々、屋久島の素材にこだわった作品です。 ※７２００年前に喜界島カルデラから時速１００キロの猛スピードで海上を流れ込み屋久島、鹿児島、南九州を覆い縄文文化を破壊した火砕流。　 作品から二次元、三次元の世界への誘い、流木の内側から滲むように醸し出される美しさを感じてもらえれば幸いです。 約３万パーツから選りすぐった「木魂」による大自然の再現描写です。 作品サイズ　W４９ｃｍ　H９１ｃｍ　D１０ｃｍ 使用素材 流木 シナベニヤ　２１ｍｍ モデリングペーストライト、 ジェルメディームハイソリッド アクリル絵の具 流木にはニスなどは塗っていません、　ブラシで磨きこみ艶を出しました。