仏画　觀自在菩薩

サイズ：F6（410×318）麻紙ボールド（芯はMDFボード。　ドーサ引きした白麻紙を貼った、日本画・水墨画用のボードです。）　 岩絵の具（天然の岩や宝石を砕いた絵の具）、水干絵の具（水干絵具は古くは泥絵具と呼ばれ、山から採掘した土を「水」で精製して不純物を取り除いた後に、板状に「干」したものが絵具として使用されてきました）。 觀自在菩薩は多くの経典に登場する大乗の菩薩様です。 登場する経典：大般若波羅蜜多經、般若波羅蜜多心經、大方廣佛華嚴經、金光明最勝王經、佛說最上根本大樂金剛不空三昧大教王經、大乘理趣六波羅蜜多經、大乘密嚴經卷、佛說一切如來真實攝大乘現證三昧大教王經 佛說一切功德莊嚴王經には、次のように書かれています。 觀自在菩薩とは、どのような因縁で觀自在と呼ぶのでしょうか。世尊は告げて言われた。常に淨眼によって世間の衆生を観察し、諭して慰め成熟させ慈悲で利益し安穏を得させる。もしも、その名を唱える者は持っている願いを満足させることができる。この因縁によって觀自在と呼ぶ。.........　常以淨眼觀察世間所有眾生。慰喻成熟慈悲利益便得安隱。若稱名者有所願求咸令滿足。以是因緣名觀自在。復白佛言。若有眾生但稱觀自在菩薩名者。尚得滿足所求之事。何況有人供養如來及此經典。書寫讀誦廣為他說。衣服香花而為供養。此人得福無量無邊。