タレスとソクラテス

あなたは何か考えに行き詰った時どうしますか？ 私は哲学者に頼ります。 ２千年、４千年前というとずいぶん昔の気もしますが、 宇宙、地球の歴史（時間）を考えれば、ほんの一瞬です。 古代の人も現代人もそう変わらない… 人間って文化や科学は進歩しても人間性そのものは、 ほとんど変わっていない… アリストテレスが「哲学の祖はミレトス（今のトルコ）の タレスである」と言ってます。 彼は、「万物の根元は水である」という言葉を残しています。 この言葉は「なんでも神様によってこの世界のことを説明するのは やめよう」ということを意味しています。 神様ぬきで世界のことを考えた時、それが世界で最初の「哲学」と なりました。 ちなみに哲学はギリシア語では「フィロソフィア」と言います。 「フィロ…愛する」「ソフィア…知・知恵」で「知恵を愛する」を 意味します。 ソクラテスの哲学と言えば、「無知の知」です。 「自分がいかに無知であるかを、知りなさい」ということです。 知らないことを自覚したら、そのことをとことん追求して、 真理を追い求めようということらしいです。 木製で１個の大きさは、一辺2.5cmの立方体に収まる大きさです。