手染め和紙アート　紫陽花

手染めした和紙を、手でちぎって、葉や花びらを一枚一枚作り、それを貼り合わせて、紫陽花を仕上げました。 和紙を染めるとき、同色の濃淡に染めたり、染料を何色か用いて、ぼかし染めにして、和紙自体に色の変化を持たせました。 その色の変化が、葉や花びらに、立体感をもたらしてくれています。 さらに、立体的に見えるよう、和紙を貼り重ねて、仕上げました。 ハサミや刀で、葉や花びらを切り抜くのではなく、和紙の特性を活かして、あえて手でちぎることにしました。 手でちぎることで、パーツのアウトラインが毛羽立ち、それが、独特のやわらかさや、ふんわりしたやさしい感じを、かもし出してくれています。 和紙をちぎる際、せっかく毛羽立ったアウトラインが、糊をつけるときに、ちぎれてなくなってしまったり、自分の指にはりついてしまったり、とその辺りの作業が大変でした。 図案はオリジナル、作業はすべて手作業です。 そのため、作品は『一点もの』となっています。 素材　　手染め和紙　　色画用紙 作品サイズ　　約１７、５ｃｍ×約１２、５ｃｍ ※額は見本となります　　２Lサイズの額に合うよう作ってありますので　お好みの額に入れてください