アクアポップトート

〈作品のテーマ〉 『　今日は、街を泳いでいこう　』 海では沢山の海洋生物が日々、各々好む場所でゆらゆらと、そして残酷ともいえるヒエラルキーの中で生命を育くんでいます。 そんな海の中を、儚くも強く生きる生物たちが織り成す輝きと美しさを借りて、このバックを手にした人が当たり前のようで当たり前ではない毎日を、海洋生物同様、前途洋洋泳ぐように街へ繰り出していく様子を想像しました。 〈作品と作家自身のコンセプト〉 当たり前の一瞬を彩りたいというコンセプトの元、恋人と会った時「可愛いバックだね」と会話が始まりその瞬間に笑顔が溢れること。 友人と会った時「そのバック凄いね」と驚かれ楽しい時間を共有出来ること。 子供と散歩に行った時「バックについてるこの赤いの何て名前？」とたわいもない会話を楽しみながら手を繋いでお家に帰ること。 これから仲良くなりたい人と会った時「そのバック、とても印象に残ってますよ」と仲良くなるきっかけになること。 それぞれの瞬間にしか味わえないドキドキや子供との触れ合い、この作品を通していつも通りの日常にプラスαの彩りを届けたくて丹精を込めて作りました。 待ちに待った愛する人との幸せな時間を、友人と過ごす気兼ねない時間を、家族と出掛ける素敵な休日を、新たな出会いが待っている場所を、この子たちと一緒に泳いでみませんか？ 〈作品の特徴〉 海洋生物たちの今にも飛び出してきそうな立体感。 吸盤部分やフェルト背景部分のガラスにも負けず劣らないほど透き通ったビーズ。 縫い付ける際に見えるそれぞれの刺繍糸のカラーリング。 完全手縫いだからこそ表現出来る温かみ。 一行程ごとにこだわり抜いて丁寧に作業しました。 見た目の印象については、見た人やバックを所持した人が一瞬で心が華やかになるよう、全体的に明るくポップな作品に仕上げました。 海を彩る海洋生物たちを連れて歩けば、いつも通りの時間も、ここぞという特別な時間も、人生の一部により色を添えてくれることと思います。