風知草(フウチソウ)は日本の急峻な山々のイネ科のクサです。
風になびく姿からその名がついています。
黄緑色の葉の真ん中に緑色のラインが通っていて、軽やかな色で涼しげな下草です。
和庭で使われることが多いですが、洋庭でも明るい庭を演出し馴染んでいきます。
竹のように根が横に広がり伸びて育って大株になっていきます。
環境が合えば、だんだんとフウチソウの育成している範囲が広がっていきます。
ギボウシなども和洋でも色んなケースでの利用ができますが、フウチソウも
軽やかな庭作りや少し色どりを添えたい下草としても有用です。
風知草は秋は金色っぽく紅葉し枯れていきますが、これから春に向けて
新しい葉が出てきます。2月はまだ寒く新芽はでてきませんが、3月の中旬くらいになると
春の息吹が見られる2月に植え付けると夏には涼やかに風になびく姿が庭を湧き立てます。