エゴノキに花が咲いていきます!鈴なりの白花!
こげ茶色の幹に鮮やかな葉の緑。そして5月頃の鈴なりの白花が魅力のエゴノキです。
樹形も真っすぐの木もありますが、少し荒々しく主幹が曲がったりと木によって個性がある雑木です。
幹姿も力強く見応えがあり、一方葉は小ぶりで葉も適度に間引かれており、里山の雑木らしい樹種としても重宝します。
エゴノキの開花です。鈴なりに連なった白花が満開です 。
何年かに1回は木全体の花がつき、真っ白になることがあります。木のエネルギーを貯め込んでいるのでしょう。
木全体が花に包まれますので、あまい香りに小さな蜂も誘われてきます。
冬季に寒肥など肥料を与え、手入れを少ししてあげると5月頃にはあでやかな木姿になります。
花のサイズ感は花弁が開いた状態で直径4センチくらいなので小さいものです。
初夏の日脚の中では、白い花びらが背景の葉や木漏れ日に映えて軽やかです。
黄色のおしべ、めしべとコントラストも美しくハイビスカスっぽく南国の雰囲気にも見えますね!
晩秋には野鳥のヤマガラがやって来て、エゴノキの結実した種をついばんで行きます。ヤマガラの好物で真冬の到来に備えて栄養を蓄えたり、巣に持ち帰ったりします。この頃のエゴノキは、野鳥が木の止まる姿、鳴き声で聞いたりできる木で、自然を身近に感じる面でもおススメの雑木です!