はじめまして。
zoeyのクリエイター、クサカベと申します。
東京近辺に住むアラサーです。
お仕事は数年前までアパレルに携わっていました。
この記事は私の紹介を含めて、zoeyのブランド性についてお話していきたいと思います。
長くなりますが、お付き合いいただければ幸いです。
子供の頃からおしゃれが大好きで、フリフリのチュチュが着たくてバレエを習っていたり、姉のおさがりは絶対に着ない!と母を困らせていたり。
そんな感じに我儘にすくすく育ちました。
大学は服飾系に進み、ファッションマーケティングを専攻していました。
そこで私のコンプレックスが刺激されます。
洋服が好き。いつか自分が携わるブランドを作ってみたい。
そんな思いを抱えて服飾系の大学に入ったものの、
個性的なファッションの友人や、(当時原宿系やきゃりーぱみゅぱみゅが流行っていました😂)
服作りに没頭する同級生を見て、
「自分って何て普通なんだろう?」と。
服は好きだけど、全て捧げられるかって言われたらそんな事はできない。
服も縫えないし、縫えたところでそれってお金になるの?
ブランドを作ってみたいけど、就職は安定したところが良い。
将来的に結婚もしたいし、子供も欲しい。
人の目を気にして着る服を決めているし。
これで本当に服が好きって言えるの?
情熱とか、そういうの足りないんじゃないの?
結局コンプレックスを抱えまま、上場企業のアパレル会社に就職しました。
家賃補助が出る会社なら好きな事を仕事にしながら生きていける、という打算的な思いでした。
私は普通だから、チャレンジングな道ではなくて安定した道に進もう、そう自分に言い聞かせていました。
でも入社してからは苦しかった。常に人と比べていたから。
あの人より仕事できてる?
あの人より早く出世しなきゃ!
私は普通だし、でも何者かになりたいし、何かを成し遂げたい。
会社で認めてもらえば、何者かになれるかも。
頑張らなきゃ。頑張らなきゃ。
当時の上司に言われました。
「私は人と比べるとかしない。もちろん私が完璧だとは思ってない。でも、クサカベにはクサカベの良さがあるでしょ?」
最初はそんなの綺麗事だと思いました。
そんなの上司が凄い人だから言えるんだって。
(私が勤めているブランドで1、2を争う店舗の店長でした。)
でも、何か少し楽になった気がしました。
あぁ、この人の下では一生懸命頑張りすぎなくても、きちんと見てもらえるのかもって。
入社半年、幸いにも周りに優しい先輩が多かったので、少しずつ人に頼れるようになりました。
もともとアルバイトもアパレルをしていたので接客にはそこまで抵抗はなかったのですが、同僚と仲良くなれると仕事が楽しくなりました。
頑張らなきゃって思っていた時は上手くいかなかったのに。全部自分一人で完璧にやらなきゃって思ってた時はあんなに苦しかったのに。
それなのに、途端に楽しくなりました。
今まで店舗の全員ライバルだ!越えなきゃ!って思ってきたけど、みんなと仲良くなったことで、それぞれ違う得意分野がある、向き不向きがあるって当たり前の事がようやく見えてきました。
そこから、どんどん仕事が楽しくなりました。
その時に上司の言っていた言葉がやっと少しだけ分かりました。
「クサカベにはクサカベの良さがある。」
入社後、一年経っていました。
その後、店長になりました。
難しかったけど、本当に楽しい毎日でした。
自分の店を思い通りに動かせることはもちろん、それが反応となって返ってくるのも面白いと感じていました。
スタッフの得意分野に合わせて「こう成長して欲しい!」と考えることの楽しさも、それが返って来る瞬間の嬉しさも知りました。
全て「人と比べない事」が作り出してくれた楽しさでした。
そんなこんなでようやく、大学時代のコンプレックスを払拭できました。
計7年も苦しんでた!長い!
好きか嫌いかなんて人と比べる事じゃないし(最近ではニワカという言葉がありますけど、そんな事言ったら何も好きって言えない!)、
店長になって初めてコンプレックスに苦しんだ私だからできた事があるって思えるようになりました。
“普通”の感性も案外役に立つじゃん!って。
結局アパレルというお仕事は体調を崩して2018年秋に退職してしまいましたが、
そこから「ブランドを作ってみたい」という夢をもう一度追いかけるきっかけになりました。
ブランド。何か格好良いですよね。
私はブランドを作るのが夢でした。
理由は、「何か格好良いじゃん」。
体調を崩してアパレル業を退職した後、
主人の許可でモラトリアム期(次にしたい事を探す時間)を過ごしていました。
2018年に結婚したのですが、体調を崩していたのと諸事情で一年後に結婚式をすることに。
結婚式の準備をするのに花嫁アカウントなるものを作り(全く更新が続かないダメダメアカウントでした)、フリーランスでお仕事をされている方に沢山会いました。
ベール。アーティフィシャルフラワーブーケ。ハンドメイドアクセサリー。
様々な素敵な商品に触れる中で、アパレルブランドで働いているときに感じていた、葛藤やわだかまりを思い出しました。働いていた会社は、ブランドとしての一貫性やメッセージが薄れてしまっている状態でした。
企業として利益を追う必要が有り、トレンドを追うことはやむを得ないとはいえ、他のブランドと似た商品ばかりが店舗に納入されてくる。商品を通じて何を売っているのか見えなくなってしまっていました。
フリーランスでお仕事をされている方々を見ていて思いました。
ブランドってただ可愛い・素敵な商品があるから価値があるのではなくて、一貫性があって、何かメッセージが隠されているから格好良いと思うのでは?
商品を通じて何か私にしかできないメッセージを送れるブランドを作りたい。
そこで、「あ、私ってブランドを作るのが夢だったんだ」と思い出しました。
ずっと忘れていたけれど、大学入学前からの私の夢でした。
やってみよう。
そんな単純なきっかけでした。
でも、今までの私があったから決断できたんです。
昔、友人と遊んだ時にブルックリンチャームというお店で簡単なアクセサリーを作った事を思い出し、意外とあれ楽しかったなぁという感覚で何となくアクセサリーブランドに決めました。
ひとまず、アクセサリーを題材にすると決めたけど、
一貫性やメッセージ性を出したい。そう思いながら、何を題材にしたアクセサリーにするかを考えました。
でも、伝えたいメッセージって何だろう。
また悩んでしまいました。
沢山のファッションアイテムであふれかえる現代。
ハンドメイドアクセサリーブランドも星の数ほど存在します。
様々なブランドや素材を見るため、沢山の商業施設をめぐりました。
全然方向性を決めきれなくて、もやもやしていた最中、
「天然石」を使ったアクセサリーに惹かれました。
試しに、買ってみたんです。
家に帰って、なぜ惹かれたのか、考えました。
色が可愛いから?
形が可愛いから?
確かに色も形も可愛い。
でも、沢山の商品を見て感じた、違和感、惹かれた理由・・・
他にも理由が有る気がして、
試しに、その天然石をネットで検索してみました。
あ、と思いました。
天然石って、かなり「個体差」が激しいんですね。
石の種類が一緒でも、模様や色味は全然違うことを知りました。
ちょっと飛躍するのですが、
人間と似ている?
なんてことも思いました。
同じ服を着た人が居ても、髪型やメイク、アクセサリーで全く違った印象になるし、
そもそもその人のまとうオーラ、というか雰囲気は誰にも真似できない。
天然石は色や模様に個体差があったり、所々欠けてるものやヒビが見られる。でもそれも魅力って言われている。
人間も一人一人違うから面白い。
完璧な人間なんて居ないけど、不完全さがあるから愛おしい。
私がかつて持っていた、
「自分って何て普通なんだろう?」というコンプレックスを思い出しました。
私は抜け出すことができたけど、同じように悩んでいる方を応援することならできるかもしれない。
この観点から、ブランドを作ってみよう。
さて、zoeyは私のこれまでの経験を詰め込んだブランドです。
きっと、以前の私と同じような悩みやコンプレックスを抱えている方もたくさんいらっしゃると思います。
そんな方々に個性あふれる「一点物」を通して、
「あなたにはあなたの良さがあるよ!」って言ってあげたい。
焦らなくても大丈夫だよ!
きっと誰かに認めてもらわなくても、
自分の“良さ”を自分自身で見つけられるよ!
人と比べる必要なんかないし、
好きなものは好き!
自分が楽しく生きる為に自分自身に正直でいたい。
そんな私の願いを込めたブランドがzoeyです。
誰かに届くかな?
もし届いたら幸せです。