1)【お盆とは?】
お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。仏教の「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」というお経に由来しているとされています。
帰ってくる祖霊を迎える行事は、例えばメキシコの死者の日など世界の各地に見受けられます。日本のお盆の風習も、中東からシルクロードを渡って伝わってきたと言われています。
2)【お盆の意味】
お盆とは、故人やご先祖様の魂が、あの世と呼ばれる世界(浄土)からこの世(現世)に戻ってくる期間のこと。故人が生前を過ごした場所、主に自宅でお迎えして、冥福を祈るとともに霊魂を供養する時期とされています。
また、故人の四十九日の忌明け後、初めてのお盆を「新盆」「初盆」と言います。新盆は、普段のお盆よりも盛大に供養をおこなうため、親族や故人と親しかった」友人を招いて新盆法要を執り行う場合もあります。
3)【お盆の由来】
前述した、仏教の盂蘭盆経の「盂蘭盆(うらぼん)」は、サンスクリット語の「ウラバンナ(逆さ吊り)」が起源。お釈迦様の弟子の一人、目連(もくれん)にまつわる言い伝えを表しているのです。
目連はある時神通力によって、亡き母が餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。 そこで、どうしたら母親を救えるのかお釈迦様に相談したところ、 お釈迦様はこのように言いました。
「夏の修行が終わった7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことができるであろう。」
目連尊者がお釈迦様の教えのままにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生がとげられたとのことです。
それ以来、旧暦の7月15日は、父母や先祖に報恩感謝をささげ、供養を行う重要な日となりました。日本では、推古天皇14(606)年に、初めてお盆の行事が行われたと伝えられています。
その後、明治時代に暦の国際基準化を目的に行われた改暦に伴い、日本の行事は全体的に30日遅れとなりました。現代のお盆は8月15日を中心に8月13日~16日の期間に行われています。
(引用:いい葬儀社)