茶事

茶事

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お茶というと、「茶道」ということで景色として分かる方が多いと思いますけど、本来は「お茶」は、「茶事」があってお茶なのです。 みなさんがお稽古なさっている「お手前」とかも、あくまでも茶事のための部分稽古でしかないのです。お茶事のお懐石というお茶事をなさる方が少なくなってしまいました。 お湯が沸くまでの間、胃の賦を温めて、そしてちょっと一献傾けて、一服のお濃い茶の、いいお練りの一服が飲めるというためのお懐石。それを、「茶事」という4時間の工程のなかで、お料理やお酒の一献も、あくまでも湯の沸き具合をずっと感じ取りながら、いい一服をいただくための世界観をつくることを「茶事」と言います。 本来は、そういう飲食(おんじき)もお坊さん、雲水たちが寒いなか掃除して、そのひもじさを誤魔化すために、箒で集めた木の葉などを燃やすときに石も温めて、それを懐に入れると温かい。それで、「懐の石」と書いて、それが懐石のはじまりなので、本来は胃の賦を温める程度の料理なのです。お茶はあくまでも間のことです。

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茶道具作家プロデュース(米山堂オリジナル)

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