茶道人口は2018年時点で約220万人です。残念ながら年々減少傾向で、かつては400万人超いましたが、現在は10年前に比べて約半分になってしまっております。
これはおそくら、高齢化による茶道人口減少、若年層の育成や新規参加に失敗していることが原因ではないかと考えます。
まず男女比については、全体を足し込むと約2:8で女性メインです。これは感覚的にもよく理解できる数字です。茶道をやっていると圧倒的に女性人口が多いことは日々実感します。
次に年齢分布です。50−70代女性が約50%で半分を占めています。年配の女性層が大半となっており、そのあとには年代別に女性が続き、最後に男性がきます。先ほどの茶道人口推移から考えても、やはり年配層の引退に伴う全体人口の減少が問題となりそうです。
また注目する点として、10代女性が20、30、40代女性よりも多いです。これはおそらく学校茶道部の参加者によるものと思われます。10代で学校茶道に触れた後に社会人で一度離れる、というのはよく聞く話ですが、その後の継続や再参加をいかに獲得するかの戦略が必要になりそうです。
また、男性は70代の5.9%に続いて30代が5.8%となっています。30代が多くなっている理由としては、社会人で脂ののったビジネスマンや意識高い系の方が自己研鑽の道を探して辿り着いたり、ということでしょうか。私自身も30代独身男性として茶道を始めたので感覚的には腑に落ちます。ただ40−50代で1%まで落ちてしまうので、やはり仕事や家族と両立して継続するのは難しいのかもしれません。茶道の市場規模は約840億円、内訳は茶道具と会費で大体半々です。会費が約420億円として、220万人で割ると1.9万円となりますが、お月謝は大体1万円/月くらいのような気がするので違和感があります。これはおそらく、220万人というのは休眠ユーザなども含んだ数字かと思うので、計算し直してみます。仮にお月謝平均1万円として、年間12万円。1.9万円の約6倍となるので、220万人:12万円=x万人:1.9万円で、お月謝を払ってアクティブにお稽古している茶道参加者は約36万人くらい、なのかもしれません。