意外な物で編んでいます。

意外な物で編んでいます。

公開
先日、ハンドメイド作品の展示販売会に出店してきました。 このコロナ禍でも、入場制限をしたり、入場者の方に住所・氏名の記入にご協力頂いたり、アルコール消毒の設置、出店数を減らすなどの工夫がされ、無事に開催となりました。 私の作品は恐らく、お値段が高めに感じる方が多いかと認識しています。今回、他の出店者様と比べても「0が一つ多いんじゃない!?」と思われても不思議では無かったかもしれません(;^_^A 作品をご覧頂く方の中には気軽に話しかけて下さる方もいらっしゃって、「高いんですが、とっても時間がかかるので…」とご説明させて頂いたりしました。「私も編み物するから良く分かります!!」と共感して下さったり、「柔らか~い」と手触りを褒めて頂いたり、比較的、お安く設定した小物なども「まぁ、可愛い」と感想を頂けて励みになりました。 さて、先にも触れたように、編み物作品は完成までにとても時間がかかります。一般的な道具や材料でもとても大変ですが、私の場合、更にひと捻りしています、先ずは棒編み用の編み棒ですが… 実は「竹ひご」を使っています!! 何故かというと、一般的な編み棒は2.1mmが最も細い様ですが、私はかぎ針編み様の春夏糸を敢えて棒編みで編む事も多く、網目がもう少し細毛ればもっと良い仕上がりになる筈なのに…(うまくいかない)と思っていました。そこでもっと細くて編み棒に近い物をと考えていたところ、竹ひごを思いついたのです。 絶対に秘密にしておこう!と思っていたのですが、調べてみると、竹ひごを加工した編み棒は有るようですね☆ただ、私は加工せずそのまま使っています。始めは先を削ろうとしましたが、滑らかにならず、糸が引っかかってしまうので糸を割らない様に竹ひご同士を擦り合わせるようにして編むと先を細くしなくてもスムーズに編めることが分かりました。そして、編んでいくうちに、擦り合わせている竹ひごの先が滑らかにもなってきました。 さて、これでかぎ針専用の糸でも目の細かい作品を作ることは可能になりました。ですが、目が細かい=時間が更にかかります。ワンピースやセーター等、大き目な物も何回か仕上げて、技術は上がってきましたが1着に早くとも2~3週間はかかります。1日中、製作に取り掛かったとして、です。勿論、食事などの最低限の休憩は取りますが(^^ゞ そんな訳でお値段は高めに感じられる作品が今後も続くかと思いますが、その分、一味違ったものを作っていきますのでどうぞご期待ください<(_ _)>

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ニット&ソーイング作家

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