フォッシルコーラルと呼ばれる、散りばめられたお花の模様がかわいい石があります。色も白、灰色、ピンク、黄色と多彩で、お花もいろんな種類があって個性的。
写真のフォッシルコーラルは最近購入したもので、ゴッホのひまわりみたいで気に入っています。ピアスかイヤリングにする予定。
しかしこのフォッシルコーラルの正体、実は動物なのです。直訳すると「サンゴの化石」。そう、太古のサンゴが化石化したものをカットして磨いてあるんです。花模様はサンゴの骨格の構造によるものです。
そしてサンゴって植物のように動かないですが、実は動物なんです。生きているときは小さな触手があるし、卵も産みます。大きな括りとしては「刺胞動物」なので、クラゲに近い生き物です。
他にもアンモライトと呼ばれる虹色に輝くアンモナイトの化石や、メノウ化した貝など、動物の化石が宝石化することがあります。
死して尚、美しい石になれるというのはなんだか羨ましいですね。