カスタム:塗装とコツ

カスタム:塗装とコツ

無塗装でのご提供となりますため、塗装はご自身で行って下さいますようお願い致します。 色塗りは簡単!!塗装初心者ならオイルステインをオススメします。 ハケで塗って乾かすだけ、この簡単さや木目をいかせられるのがオイルステインの良いところです。ペンキは色が豊富でヴィンテージ加工もできますが、塗った後の処理が必要などコツがいくつかありますので以下参照ください。 ***当方が実際に使用しているオイルステインを紹介致します。*** 塗装:オイルステイン・油性 色 :新ウォルナット 「カンペハピオ オイルステインA」https://amzn.to/2USWFFf(Amazon販売ページ)  商品ページでも掲載されている濃い茶色の3段棚写真がこの「新ウォルナット」という色になります。 オイルステインは板にオイルが染み込み板の厚さがさほど変わらないため組み立て式のイベント什器に適しています。ペンキは選べる色の幅が無限である一方、板の表面に層が出来るため板が厚くなり、横板を抜き差しすると色が剥がれやすくなったり抜き差しがきつくなったりします。またペンキの場合は塗装の乾燥後すぐは、ぺちゃぺちゃする事があります。これはペンキが厚く塗られたため乾燥はしているものの「硬化」しておらずぺっちゃりしてしまっています。この状態ですと食器類の展示などでは吸い付く感じが出たりします。硬化には2ヶ月前後かかる事がありますので注意が必要です。 〈オイルステインのコツ〉 ハケで塗る時は、薄く均一に。ハケについたオイル量が多いと、厚く塗られた部分だけが濃い色になります。同様に重ね塗りした部分のみが濃い色になります。ハケがべちゃべちゃですとオイル量が多いですので、垂れるか垂れないか程度の量で行うと良いと思います。垂れてしまった場合、放置すると色がそこだけ濃くなってしまいますので垂れた部分は素早くハケで塗り拡げて薄めてください。 これだけ注意すれば後は簡単です。新聞紙をしき、板の下になにか台を置き塗るだけです。片面塗って数時間乾かし、裏面塗って乾かし完成です。換気も忘れずに。 〈ペンキのコツ〉 塗り方は上記同様です。板の上にペンキの層ができ横板の差し込みがきつくなりますので、横板の抜き差しをする部分だけはごく薄く塗ってください。または、マスキングテープを貼るなどし抜き差し部分だけ塗らないのをおすすめします。どれだけの厚さを塗っても支障がでないかは、横板を差し込む箇所の隙間を見て下さい。コピー用紙1枚入れば0.1mmの隙間、といった具合です。 もし分厚くなって抜き差しができなくなった場合は木工用の紙やすりで削って下さい。かなり厚手の場合は150番前後、少し削る程度や表面をなめらかに削るなら400番あたりがいいです。また、ペンキが分厚いと乾燥してもプニプニしていて削りにくい場合があります(削りカスが消しゴムのカス状になります)。これは完全に乾燥していないためです。その場合は、時間がかかりますが「硬化」するまで待ってから作業するとうまくいきます。 ★色ハゲの補修 イベント催事で使用してゆくと、ハードな扱いから角の色が剥がれることはしばしばあります。その場合は、フローリング補修用のペンを購入し、剥げた部分を塗れば補修完了です。ダイソーなどの100円ショップなどでも入手できますのでぜひお持ち下さい。 ★塗装以外の方法 塗装以外の方法によって板材の色を変える方法として「壁紙」の活用があります。壁紙は少量しか使いませんので100円ショップで入手可能な量の少ないものが都合いいです。板の大きさに合わせてカットして貼るだけです。板を差し込む部分は厚さがでると抜き差しできなくなりますので、差し込み部分はカットします。

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