自分の好きなイラストって何だろう?

自分の好きなイラストって何だろう?

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はじめまして、しろうずひろみです。 初レターです。 新作についてお知らせしようと思いましたが、せっかくの初レターなので自己紹介も兼ねて自分のことを書きます。 わたしは小さい頃からずっと絵が好きでした。 絵を習ったり小学校のコンクールで賞をもらったりもしました。将来の夢はもちろん『画家』 でも中学生のときにゲームと出会い、ゲームに惚れてゲームを作る人になりたいと思うようなります。 いま思えばここで「ゲームの何が好きなのか」をもっとハッキリ自分の中で消化しておくべきだったのですが、完全な感覚人間だったわたしは漠然とゲームが好きという理由で漠然と『ゲームを作る人』になることが夢になりました。 漠然としてるものですから『ゲームを作る人』になるために進路をどうすればいいのか分からず、また得意と呼べる教科も美術しかなかったため、何にでも対応できて就職もできそうな美術大学を目指すことに。マリオの生みの親である宮本茂さんが美術大学の卒業生だったことも1つ理由。 両親と祖母を泣かせながら二浪して希望の美大(美術大学の略)に入りましたが、何もかも漠然と「なんとなく好き」以上に追求しなかったわたしは特に代表作もなく得るものもなくアホな大学生で4年間が終わります。 「ゲームの仕事はしたいけどデザイナーになる自信はない」という理由で、ゲーム会社の企画ディレクター兼プランナー兼雑用、みたいな新卒社員になったのです。(就職出来たのはラッキーでした) ゲーム業界はオタク的だけど体育会系(偏見) ブラック企業だらけ(偏見)なのに皆んなゲームが好きだから脳がバグって働きまくってしまう職場です(偏見) 出産などで休職する時期はあれど10年ほどゲーム会社沼で働き、たくさんの良き仲間と出会えました。 ですがその10年もわたしは「ゲームの何を好きなのか」考えず、ひたすら目の前の業務を漠然と行い、10年もいたのに「あのゲームはこだわって作った」という感覚のないまま退職。 育児のため福岡に移住し、いまに至っています。 ここまで書くと 過去15年間もったいないことしてんな と思われるかもしれません。 わたしもそう思います。 ただ経験はしたわけで。 この15年間はひたすらインプット。 考え方も多少具体的になりました。 人に伝えるためには自分の内面を具体的にしなければ伝わる説明はできないのだ、と考えられるほどにはインプットされました。 ここまできてやっとタイトルの「自分の好きなイラストってなんだろう?」に行き着きます。 ゲームも絵も人も、今まで漠然だった「なぜ好きなのか」を考えはじめました。 構図だったのか色だったのかモチーフだったのか キャラクターだったのか世界観だったのか物語だったのかシステムだったのか 性格だったのか容姿だったのか仕草だったのか、それとも考え方だったのか すると少しずつ共通するものが見えてきて、それをまた少しずつアウトプットすることができるようになりました。 結論何が書きたかったかと言うと、漠然と生きてきたとしてもその中に必ず自分の考えは組み込まれていて、細かく分解していけば必ず共通項が見つかるということ。 それがアウトプットできる素材になるということです。 例えば、いま目の前の青空にある入道雲をステキだとわたしは思います。モコモコした様子も流れて千切れ変形する様も、見た目と逆に荒れ狂った天気を内包していることも。 まだまだインプットしながらアウトプットし続けている途中ではありますが、出来るだけたくさんの方と好きな表現を共有出来る作品を作っていきたいと思っております! 長くなりましたがどうぞよろしくお願いします! しろうずでした(^-^)

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イラストレーター

ウズマクシロイネコ
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