固形石鹸の制作について、石鹸の制作依頼をいただいてから、完成するまで
1ヶ月ほどお時間をいただいています。
その理由となる、固形石鹸の工程について説明したいと思います。
石鹸は材料を混ぜ終わっても、まだまだ出来上がりません。
型に入れて、模様がある石鹸の場合は模様を入れる作業をし、まず固める。
固まったら、肩から外して、包丁やソープカッターで切り分け。
切り分けてからさらに熟成のために冷暗所で保管。
生地作りでも温度が上がりすぎると滑らかな石鹸にならなかったり、
模様を作る過程で思った通りに仕上がらなかったり、
型から出す時に形が崩れてしまったり、
熟成中に室温や湿度が変化しすぎると石鹸の表面が汗をかいたり、白く濁ったり。
ぱっと見ではどんな工程を経ているのか、わかりにくいかもしれませんが、
それらに気をつけながら、じっくり時間と手間をかけて出来上がるのが、手作り石鹸です。
市販の石鹸のように、保存料や安定化剤を入れれば、管理は楽ですが、
そういった添加物を使っていないので、制作では気を使います。
反応を早く進める材料を入れれば、出来上がり時間は短くなりますが、
なるべくシンプルな材料で作りたいので、使いません。
一度に少しずつしか作れないし、出来上がった石鹸は、毎回模様も違っています。
それも手作りならではの良さとして、受け取っていただけたらいいな、と思って作っています。