糸玉と、絹の糸-素材をめぐる物語

糸玉と、絹の糸-素材をめぐる物語

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こんにちは、ひらり the airy jewelryです。 今回は糸玉の生まれるもと、素材としての糸についてのお話をお届けします。 ○○○ ひらりの糸玉ジュエリーは、11年前からずっと絹糸からできた糸玉で仕立てています。 糸が太いほど、糸玉は作りやすく形もきれいに保ちやすいのですが 細い絹糸だからこそ生まれる繊細なシルエットを、大切にして作り続けてきました。 糸玉に使用しているのは、国内メーカーの絹糸です。 色数が多く、製造ロットによる色のぶれも少ないので、微妙な色合わせの作品にも安心して使うことができます。 現在販売中の作品の糸玉は、ゴールド色、シルバー色の糸玉をのぞいて、すべてこの絹糸からできています。 ○○○ そもそもの素材である絹糸は、日本の近代化を支えた輸出品目のひとつでした。 桑を栽培して蚕を育てる養蚕は、日本の風土と相性がよく、かつては全国各地で絹糸が生産されていました。 アトリエのある八ヶ岳から車で1時間ほど。 諏訪湖のほとりの長野県岡谷市も、絹糸の産地として栄えた街のひとつです。 2023年、この岡谷市産の絹糸〈岡谷シルク〉との出会いをいただき、2種類の絹糸を作品づくりに使わせていただきました。 ひとつめは、ふっくらとした風合いの「ブークレ糸」 毛糸のような柔らかさと、ぽこぽことした膨らみのあるランダムなシルエット。 あたたかく表情のある糸玉に仕上がりました。 もうひとつは、通常は製品として使われることのない「繊度糸」 製糸所では、製糸する糸の太さを測るために 繭から取り出した一部のサンプル糸を使って毎日検査が行われます。 このサンプル用の糸が「繊度糸」です。 ふだん目にする絹糸と比べても、いっそうの繊細さが感じられる、繊度糸の糸玉。 漂白をかけていない、生糸のままのナチュラルな色合いも魅力的です。 ○○○ また近いうちに、岡谷シルクの作品づくりも再開したいなと考えています。 さまざまな風合い、さまざまな物語を持つ糸たちを、糸玉にしてお届けできるようにと夢が膨らみます。 糸玉の素材をめぐる物語を、これからも一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。

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糸玉ジュエリー作家

ひらり the airy jewelry
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