新作「蓮華守り(れんげまもり)」を作りながら思い巡らせたこと、書きました。
拙い小さな作品だけでは伝えきれないから。
長くなりますがご一読いただけたら嬉しいです🤍
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何かを掬う時
愛しいものを撫でる時
私たちの手は
蓮の花びらのような形になりますね
そこに感じる
慈愛
私が大切にしたいのは
慈しみ
小さきものを大切に思う気持ちです
そして平和への願い
海外の方にも蓮華袋のコンセプトを伝えたく
「祈りの針目と慈しみのかたち」
この短い言葉を英語でどう表現したものかと悩みましたが
ふと気付く
それって「Love & peace」だ
・
針目に祈りを込める心の有りようを
私は愛しく思います
だけど同時に私たちは知っています
針目で命を守ることなど出来ないことを
第二次世界大戦中の日本では
女性の手によってたくさんの千人針や
慰問袋が作られました
それらはいっとき兵隊さんの心を慰めたかもしれません
しかしそれらは
彼らの命を守ったか
体を守ったか
心を守ったか
なんとか生き延び
戦争が終わって戻ってきた兵隊さんは
もとの人生に戻れたか
多くはトラウマの中に生き
または死んだ…
大切な人を守りたい
誰かの役に立ちたい
何かしてやりたい
人の持つ無垢な優しさまでもが
戦争に利用されたのです
愛国心を募らせ
挙国一致の空気を醸成するために
大義の欺瞞から目をそらし
戦況の悪化から目をそらし
人々の不満を押さえ込むために
なぜ知らぬ者同士が憎みあい
殺しあわねばならぬのか
そんな疑問も抱かせず
あらゆる犠牲を仕方ないと受け入れさせるために
針仕事までもが利用された…
原発事故で
covid-19で
私は
私たちは
自分が
自分たちが
同調圧力の一部になることを知りました
振り返ると
自分の言動が間違っていたと思うこともあります
戦争に繋がる一つ一つに敏感でいないと
「優しくて思いやりのある」私たちはみな
いつの間にか戦争協力者にされてしまう
なってしまう
かつての詩人のように
国防婦人会の一人のように…
私はそれが怖い
だから
過去を知り
現在を知り
暮らしのこと
教育のこと
社会の変化や
政治の動きには敏感でいたいと思う
自己犠牲に陶酔してしまわないように
よかれと思って最悪の判断をしてしまわないように
敵を作り分断を煽る優生思想や排外主義にからめとられてしまわないように
正解などわからなくても
あきらめて現実から目をそらさないように
大きなことにも
小さなことにも
「人道」と「人権」の視点を決して見失わないように
そんな思いをあなたと共有したい
私たちの暮らしは
世界中の出来事と
自然と
人と
繋がっているのだから
・
誰もが
差別されず
暴力にさらされず
飢えず
住むところを追われず
平和のうちに
思うままに生きることができるよう
心から願っています
・
ー with Love, for Peace
平和を繕う一針になりたくて、何度も推敲して書きました。
最後まで読んでくれてありがとう🤍