『古きを尋ね新しきを知る』
世界的に有名な三宅一生さんは、日本の美意識をとても大切にされていたようです。
まず、布をどう見たてるか、そしてそれをどう立体化するか、、、など、洋服を単に日常で身を守りまとうものとしてでなく、その意味までをも追求されていたようです。
ハサミをなるべく入れないで、どのように立体を生み出すか、、、。
ISSEIさんのかつてのブランドである、「ペルマネンテ」は素材にこだわり、染めなどにもこだわり、伝統にごだわり、、、と、とても高度な作品を産み出されていましたね。
そして、今や世界中の方々に支持の高いプリーツプリーズなどをはじめとするプリーツシリーズは、カジュアルにしても、旅行着としても、そしてハイファッションとしてもその高い芸術性は目を引くものとなっています。
さて、
そんな視点を、日本の伝統美にやると、、、。
実は、なんと!!足元に同じようなアイテムがありました。
そう、「帯揚げ」です。
それは着物の添え物のような、でも、引き締め役のようなものですが、わたしはそれをもう一度今に活かそうと思いつきました。
それが、「AGEin」です。
なんだか語呂合わせのようなのですが、、、
そうなんです、Again(もう一度)です。
「しまころも」<誰が袖>シリーズの一枚として、こんな風に仕上げました。
伝統の技術を、普段の暮らしに・・・。Again!!