可愛い・綺麗・感動的な構造や仕組みを持つ…
世の中にはそんな魅力的な物や事があちらこちらにあると感じます。
それらをおよそファッションに関係ないものまでおしゃれに使いたくなります。
なので私の作品は奇抜なデザインも多いようです。
もちろん「実用性がないかも」「さすがに変じゃない?」と冷静になることもあります。
しかし私はアクセサリーは必ずしも何かに役立つ必要はないと考えています。
衝動で作ったどんな奇妙なものでも、アクセサリーなら実験的にひとまず形にすることを許してくれる気がするのです。
その一方で嗜好性が強く実用性が無いのにも関わらず、気分を盛り上げてくれる力を持っているところもアクセサリーの魅力です。
自由に楽に楽しく。そんな気分で身に着けているうちにいつの間にか自分の気持ちを上向かせるお守りとなって
思いがけず自分の人生に役立っていることも少なくありません。
私にとってアクセサリー制作は『実験』であり、アクセサリーは贅沢品でありながら結局『必需品』でもあるのです。
思い入れが強いものほどそれについて考えている時間は楽しいものです。
これからも、思いつくままに面白いと思ったものを制作していきたいと思います。