こんにちは♪金魚大好き、金魚と人生を共にする すあか です♪
昨日の続きです。
ではどうぞ✨
ある日、母が、学校から戻った私に、
「ほら、見てごらん、あの金魚だよ。」
と言う。
見ると、青水から金魚が出され、透明な水の中を泳いでいる。
しかも、体も大きくなり、長く伸びたヒレや尾は、まるでドレスをまとっているかのような、すばらしい美しさで、である。
私は、これがあの金魚?
こんなキレイな金魚、初めて見た。
金魚ってこんななるの?と、
見とれて、その場から動けなくなった。
金魚版、シンデレラだ…と、驚いた。
青水で、頭だけしか見えていなかったから、その真の姿に気づいている人は誰もいなかったのだ。
それはそれは衝撃的だった。
キレイな金魚鉢に入れられた金魚は、家の一番見映えの良い場所に置かれており、今までの待遇とはえらい違いとなった。
しかし、母は、金魚をうまく飼ったことも、興味もなかった人だ。
青水から出した金魚を、
中和されていない水道水へ
水合わせもなく、
ドボンと入れた。
だから、この、世にもすばらしい変貌をとげた、美しい金魚の姿を見ることができたのは、たった2日間だけだった。
長きにわたった私の金魚の確認作業は、ここに終わった。
ただ、今も、時を超えたその変貌ぶりと、突然目の前に現れた、天女のごとく美しい姿は心に焼きついている。
この日から私は
ずっと
この金魚の面影を
探している。