首都圏に残る自然をプロモート。
コロナ禍、東京を離れて郊外の実家に。都会から1時間なのに、ここはフクロウやカワセミ、ウグイスが人間と隣り合って住んできた街です。昔、庭に大きな鳥が来ていると思ったら、オオタカの子どもでした。今も準絶が心配される蝶、ジャコウアゲハの幼虫が、のんびり歩道を独り歩きなどしています。
けれども、とうとうこの桃源郷も、開発の波に足元を洗われることに。どこまでも続いていた水田が見知らぬ巨大なオフィスビルに変わました。縄文土器が地中に眠り、月の光のように美しい蛾のオオミズアオが羽化していた優しい森も、容赦なく切られてしまいました。
人間にとって、理想の生活環境とは何なのでしょう。生活圏にある自然だからこそ守りたい。だんだん小さくなっていく理想郷から、自然からのメッセージを運ぶ自然素材やアート作品をお届けします。
紹介文はまだ設定されていません
[全 8作品]
感想・コメントはまだありません