時々のぞいてくださる方へ
そして今日ふらっとここに辿りついたみなさま、こんにちは。
きょうはひとつ、みなさまにお知らせがございます。
東京都渋谷区代々木にあるアートギャラリー「Picaresque (ピカレスク)」にて開催される
『食べるの神様百人展』にお声かけを頂きまして
私、hito. 参加します。
2021.5月より1か月間、店頭だけでなく、
オンラインにて”世界中どこからでも”、
ギャラリー選りすぐりの日本全国113名の立体作家様の作品をチェックできます。
↓↓下記に企画詳細・ギャラリーのHPリンクを載せておきます。
ご興味持っていただける方、ぜひ一度のぞいてやってくださいませ。
↓【食べるの神様展HP】
https://picaresquejpn.com/taberu-no-kamisama/
会期
店頭:2021年5月1日(土)~ 5月30日(日)
オンライン:2021年4月30日(金)20:00~ 5月30日(日)24:00
会場
~わたしにちょうどいいアート~
Picaresque Art Gallery
住所 東京都渋谷区代々木4-54-7
◆企画者の言葉
思わず「なんで…」と呟いてしまうような、
怒りの感情すら通り越してしまうほどの悲しいニュース。
テレビやラジオから突然わたしたちの日常に飛び込んでくる「それ」は、何の前兆もなく急に起こったかのように見えると同時に、不可解な攻撃、出所の分からない暴力、無差別な憎悪に支えられているような気がします。
ですが、それは決してわたしたちの社会の無意識下で突発的に発生したことではなく、例えば社会をひとつの人間の体とすると、肌のかゆみとか、抜け毛とか、胃の痛みとか、ちょっとしたサイン自体がずっと出続けた末の卒倒、と言えるかもしれません。
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「咳をしても一人」という、俳人・尾崎放哉の著名な句があります。
現代と100年前を比べると、孤独、であることはさほど「命に別状はない」状況になりつつある印象です。けれど、食事の場においてはどうだろうか、と思ってしまうのです。
気のおけない相手と共に食べるご飯。自分の健康に気を使って調理された出来たての料理。慌てて食べてむせたときに「落ち着きなさいよ」と呆れられながらも優しく背中をさすってもらう感覚。
それは、お隣さんから挨拶を無視されているとか、会社の上司がこちらの言い分を理解してくれないとか、お父さんとケンカしちゃったとか…そんな、パサついた髪を一瞬でなめらかな艶髪に変身させるような、信じられないほどのパワーを持っているように感じます。
そして同時に、そのパワーは夕食のメニューが例えカップ麺やコンビニのお弁当、冷凍食品であっても決して失われることのない不思議なものだと思います。
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孤食、自体は今後更に人々の暮らしの中へ浸透してゆきそうです。
口内の白米が粘土のようにしか感じられないほど落ち込んだ時、自身への激しい怒りや絶望でお酒に飲まれようとしている時、何も考えたくなく泣きながらスイーツを手にする時。
なにか得体のしれない、自分でも認識でないほどの強大な破壊への欲望に心が喰らいつくされそうな時。
孤食の場で、自我のリミッターが外れそうになった瞬間、そこに「食べるの神様」がちょこんといてくれていたら、「食べるの神様」と目があったら、自身の心身を乗っ取ろうと暴れる魔物はどうなるのだろう、と思いました。
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わたしたち一人一人の心は、食事の時 外の世界からの攻撃に対しても、慈悲に対しても、大変無防備になる傾向があるように思います。
そんな時、どこか赤子のように無防備な心をさらけ出しているわたしたちを優しく見守ってくれる「食べるの神様」がそばにいてくれたら、「わたし」の心は酷い結末に手をたたいて喜ぶ魔物に侵されることなく、いつもの日常を歩み続けることができるかもしれません。
そんな孤食の友、守り神としての「食べるの神様」が一体どういったものなのか、その定義自体を各作家様にご設定頂いた上で、卵よりも一回り大きいぐらいの立体作品「食べるの神様」を、立体作家100名の皆様にご出展いただきました。
展示会開催月となる春爛漫の5月、食欲が一層増すこの季節にどのような「食べるの神様」が出そろうのか、ご期待ください!
ピカレスクギャラリー松岡詩美