こんにちは。マトショーシカ作家sayoです。
今回は私の大好きなマトリョーシカのことをみなさまに少しでも知っていただきたく、ご紹介レターを作成しました。
●マトリョーシカの歴史
時は1890年代(明治40年頃)、箱根からロシアに七福神の入れ子式のこけしが持ち帰られました。それを真似て作られた入れ子式の玩具が、マトリョーシカの元祖であると言われています。その後1900年にパリで開催された万博にマトリョーシカを出品したところ、各国から高い評価を得て、徐々にロシアの民芸品としての地位を築き、いつしかマトリョーシカはロシアのお土産品の代名詞となりました。
誕生してまだ、たった100年ほどだなんて、思いのほか、歴史が浅いことに驚かれる方も多いと思います。そしてそのルーツが日本にあったなんて驚きですよね。何となく初めて見た時から親しみやすいと思ったのは私たちのDNAに訴えかけてくるものがあるのかもしれませんね。
●マトリョーシカのファッション
基本的な衣装はプラトークと呼ばれるスカーフにジャンパースカートとエプロンです。農家の娘を描いている作品が多く、子孫繁栄の象徴であるニワトリや果物・キノコ・花などがよく描かれています。sayoの作品もやはり花かごや果物を多く取り入れています。
●マトリョーシカの取り扱いについて
開けるときはマトリョーシカを横に倒して、両手でポキっと折るように開けてください。閉じるときは上下の柄を合わせてからそっと押し込みます。開け閉めの時にひねったり、回したりすると塗装剥げや割れの原因になるので控えましょう。
いかがでしたか?
まだまだマトリョーシカの魅力をたくさんお伝えしたいところですが、今回はこの辺で…
今度街のどこかでマトリョーシカを見かけた時にこのレターを思い出してくださると嬉しいです。
sayo