sagulee

レジンという素材の可能性に惹かれ
着色液で色を付ける作品を制作していた頃、
思い描く色合いがなかなか作れず
ずっと小さな違和感を抱えていました。
同じ技法や素材の作品も多く、
「自分は、何で色を表現したいのだろう」
そんな問いに向き合っていた時期があります。
そんなある日、
ギフト用に買ったまま使われずに残っていた
飾り糸の存在を思い出し、
試しにレジンの中に入れてみました。
その瞬間、
「この光沢は何だろう」と、思わず手が止まりました。
着色液では出せない、
光を含んだ奥行きのある色。
見る角度や光の入り方で表情を変える、静かで美しい輝き。
今の制作の原点です。
繊維は、
同じものを使っても
二度と同じ表情にはなりません。
偶然生まれる色の重なりや揺らぎを、
ひとつひとつ丁寧に閉じ込めています。
現在は糸に限らず、
さまざまな繊維素材やすき紙なども取り入れ
素材そのものが持つ光沢や反射、やわらかな質感を
「色合い」として表現する制作を行っています。
着色ではなく、
素材の使い方によって生まれる色。
それが、繊維アクセサリーの始まりです。
レジンを使い、繊維素材を取り入れたアクセサリーを制作しています。
透明感の中に生まれる奥行きや、繊維ならではのやわらかな表情を大切にしています。
色や配置はすべて手作業で行い、時間をかけてひとつずつ仕上げています。
同じものは作れないため、それぞれが少しずつ違う表情を持っています。
装いに静かな品を添えられるような存在になれたら嬉しいです。
[全 1作品]
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