無事に昨日で4周年を迎え、活動5年目となりました
これもひとえに皆様のおかげでございます
ありがとうございます
これからもよろしくお願いします
今日は少し前に取り入れることにした「畳縁-たたみべり」という素材について、素材を取り入れた「思い」なども一緒にお伝えしたいと思います
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「畳縁(たたみべり)」とは畳の端に使われる織物で、日本人であれば畳と同様、知らぬ間に一度は目にしていると思います
普段はあまり目にも留まらず脇役的な畳べりですが、色合いや艶、柄も美しく、素材もポリエステル、綿、麻などさまざまなものがあり、ポップな色柄のものはハンドメイド作品などにも使われています
そんな畳縁をふんだんに使って、浴衣や和装にも合いそうな、底が風車のような、ころんとまんまるでかわいらしく、それでいてどこかエレガントな巾着袋を製作しました
メインに使ったのは紫陽花柄の畳縁
陽に当たるとなお一層ぴかぴかと輝きを増し、それはそれは美しいです
どこか透明感もあり、布とはまた違った存在感を放ってくれます
今回使用した無地の畳縁は麻と綿で織られ製作されたもの
麻と綿という材質を生かして、上から直接刺繍をほどこしました
刺繍糸とビーズの輝きが合わさり、パッと目を引くアクセントになったインコ(小鳥)が刺繍されています
色柄がとてもきれいな巾着なので、浴衣や着物などに限らず、白いTシャツやカジュアルな服装にも、差し色となり活躍してくれると思います
熟練の職人さんが微調整しながら織られた畳縁の素材に魅力を感じ、私なりにアレンジした作品達ですが、畳縁は写真よりも実物の方がずっと素敵です
日本の古き良き伝統によって守られてきた文化や背景を感じられるそんな畳縁たち
この畳縁を通して、たくさんの方に日本の良さや伝統を感じて頂けたらうれしいです
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ご紹介の巾着、只今ブルーのみ在庫切れですが、オーダー品の製作が終わったら、補充予定です
ぜひショップに見にいらしてくださいね
畳縁シリーズ↓
https://minne.com/@rubiame/series/40443