以前オーダーを頂いたお客様からご質問があり、素人ハンドメイドをしている私の個人的感想より、簡単にご説明したいと思います。
薄地/中厚地/厚地等の記載、生地名/綿生地/接着芯付き等…どんなの?と思われる方もいると思います。(綿生地については…綿使用の全ての生地という意味なので、厚さについてはわからない表記となります。)
入園入学グッズに適した生地/使用される素材生地は、中厚地の物が中心です。
○薄地…シーチング/ブロード/CBポプリン等
◎中厚地…オックス/ツイル/薄地キャンバス等
◎厚地…帆布(キャンバス)/キルティング等
レッスンバッグ/上履き袋は二枚仕立てが多く
表地…オックス/ツイル/キャンバス等(中厚地)
裏地…オックス/ツイル等(中厚地)
帆布11号~/キルティング等(厚地)
が一般的=丁度良い厚さということです。
ただ、薄地※でも接着芯を貼れば中厚地と同等に扱え、しっかりした生地になります。
※○薄地…シーチング/ブロード等
→イメージとしてはYシャツの生地
シーチング/ブロードはブリントが可愛いものが多く、丈夫さが必要な物では接着芯を付け使用するのが一般的で、裏地にキルティングを付ける/中厚地生地に貼って使用する等すれば十分な強度になり、レッスンバッグ/上履き袋でも丈夫な仕上がりになります。(表地使用の場合)
また、厚地のキルティング/帆布(キャンバス)では1枚でも十分な強度があり、端の処理だけすれば、それだけで十分なバッグが作れます。
中厚地の二枚仕立ては、強度もあり、硬さ/重さがお子様には丁度良く、一般的にはこちらが基本になっていると思われます。
丈夫さを求める物は、どうしても厚さ/重さがでる為、デメリットとしては乾きにくい/やや硬い等あります。ただ薄過ぎて直ぐに破けてしまう等あるよりは、良いのではないでしょうか?
それぞれ素材の良さはあり、適した使い方があります!
是非ご参考になさって下さい。