Arikataはチタンを使ったアクセサリーを製作しています。
Arikataでは「理想の在り方を目指す人の背中を押す」というコンセプトで指輪、ピアス、ネックレス、バングルなどを製作しており、それぞれの作品にテーマを持ってデザインしています。
今回はArikataのアクセサリーの中の「巡る」というシリーズのコンセプトについてご紹介していきたいと思います。
https://minne.com/items/34457204
<自分だけなにも変わらなくて、不安になる。>
この「巡る」のコンセプトが出来上がったのは冬の終わり、春の訪れが近づく頃、新しい年度や新生活を迎える人たちが増える季節でした。
環境が変わる人に注目が集まり、これからの新生活に向ったポジティブなキラキラとして雰囲気がありますよね。
その中で、ふと、自分自身の環境は特に変化なく、いつもの日常が続いているだけだと気づきました。
そしてそんな同じ日々を繰り返している自分が何も成長していない、ダメな人間なんじゃないかと不安に思う気持ちにも気づきました。
https://minne.com/items/34450327
<変わらない方が普通なのではないか。>
ただ、同時に思ったのです。
環境が変わらない人の方が多いのではないかと。
環境が変わらない人も多く、そうした人たちは、周囲の変化がまぶしく見えてしまうことがあるのではないでしょうか。
そう考えると私のように、変わらない自分と、変わりゆく周囲を比べて、焦りや不安を感じる人も多いのではないかと思いました。
また、逆に変化が訪れる人たちのことも考えてみると、毎年毎年変化が訪れている人はいないよな、とも思いました。
きっと、その背後には日々の積み重ねがあります。
頻繁に目に見える変化が起こるわけではなく、準備を続けてきたからこそ、その変化を手にすることができたのだとおもいます。
時期的に新生活や進学に関するニュースが多くなり、周りはみんな先に進んでいると思いやすいという要因もあるのではないでしょうか。
https://minne.com/items/31860913
<やろうと思ったことを実直にこなす>
そう考えると自分だけ置いてかれていると不安に思うことはないのかなと思ったんです。
周囲の変化に焦る必要はなく、自分の理想の在り方に向かって、やろうと思ったことを着実にこなしていって、少しずつでも成長していくことが大切なのではないかと思いました。
ここまでの気づきを元にデザインを考えて作ったのが巡るシリーズです。
<四季を表す4本の螺旋>
巡るシリーズは4本の螺旋を組み合わさて指輪やネックレスのモチーフとなるようにデザインになっています。
この4本というのは四季を表し、螺旋が季節の巡りと成長を表しています。
四季の巡りの中で少しずつでも成長することが大切だ、という考えから同じ場所をぐるぐる回っているのではなく、少しずつ前に進んでいるということを表現するのに螺旋を活用するのが良いと思いました。
また、螺旋のねじれている量は一周だけではなく、何周かするように作っています。
例えば、指輪は螺旋を3周させています。4本の螺旋が3周している=四季が3回巡る、つまり3年という時間を表し、1年など短い時間ではなくて長い視点で取り組み続けることが必要だという想いも表現しています。
<「巡る」シリーズで伝えたい事>
「巡る」シリーズのアクセサリーは、そうした一歩一歩の努力の大切さを思い出していただき、周りの変化が眩しくなってもモチベーションを取り戻せる、そんなきっかけになればと考えてデザインしました。
毎日が同じように感じても、実は少しずつ前進していることを、手元にある螺旋が再認識してくれる。
未来に向かうあなたの歩みを、優しく後押ししてくれる。
そんな存在になれたらいいなぁと思っています。
「巡る」シリーズは指輪、ネックレス、ピアス、バングルと色々なタイプで展開しています。
ぜひお好みに合わせてお試しいただければと思います😊
https://minne.com/items/33492095
https://minne.com/items/31834142
https://minne.com/items/34390864
https://minne.com/items/32024467
こちらに巡るシリーズの作品を一覧にしていますのでもしよろしければご覧ください。
https://minne.com/@outofantenna/series/68879