レザークラフト職人
はじめまして。栃木レザーを使った革製品を手仕事で製作している、革職人の「ゆ」と申します。
私は「コンパクトであること」にこだわったものづくりを信条に、使い手の暮らしに静かに寄り添う革製品を日々制作しています。便利さや多機能性がもてはやされる現代において、「本当に必要なものだけを、美しく、機能的に、そして長く使えるかたちで届けたい」との思いから、この道を歩み始めました。
使用している革は、栃木県にある老舗タンナー「栃木レザー」が丹念になめしたフルベジタブルタンニンレザー。植物由来のタンニンでじっくり時間をかけてなめされるこの革は、自然な風合いと経年変化の美しさを併せ持ち、まさに「育てる楽しみ」がある素材です。触れた瞬間から手になじみ、日々の暮らしの中で少しずつ表情を変えていく様は、まるで使い手との対話のようでもあります。
そんな栃木レザーの魅力を最大限に引き出すため、製作の際には「シンプルであること」「無駄を削ぎ落とすこと」「永く使える構造であること」を徹底しています。特に、私が追求しているのは「持ち運びに負担がかからない、コンパクトなプロダクト」です。
財布や名刺入れ、キーケース、ミニバッグなど、必要最小限の機能を持ちながらも、使いやすさと美しさを両立させたデザインを目指しています。例えば財布であれば、カード・紙幣・コインがそれぞれ無理なく収まり、厚みを極力抑える構造に。ミニバッグであれば、スマートフォンと小さな財布だけを美しく収めるフォルムに。限られたスペースの中に、機能と快適さを丁寧に詰め込んでいきます。
制作工程はすべて手作業で行っており、裁断から縫製、コバ磨きに至るまで一つ一つに時間をかけて丁寧に仕上げています。機械では決して出せない、手作業ならではの温かみと精度の高さ。特にコバ(革の断面)の仕上げには時間を惜しまず、何度も磨きと染色を重ねることで、手に取ったときの質感と美しさを感じていただけるよう努めています。
「ポケットに収まるサイズだけど、毎日使いたくなるもの」
「持ち運びたくなる美しさと、道具としての信頼性」
そんな理想を、手のひらサイズの革製品に込めています。
大量生産・大量消費が当たり前となった今だからこそ、一つひとつの製品に物語があり、手にした人の暮らしにそっと彩りを加えられるようなものづくりをしていきたいと思っています。
これからも、「使う人」と「革」の関係性を大切にしながら、必要最小限の美しさと機能を兼ね備えた、“ちいさな名品”を届けてまいります。
はじめまして。栃木レザーを使った革製品を手仕事で製作している、革職人の「ゆ」と申します。
私は「コンパクトであること」にこだわったものづくりを信条に、使い手の暮らしに静かに寄り添う革製品を日々制作しています。便利さや多機能性がもてはやされる現代において、「本当に必要なものだけを、美しく、機能的に、そして長く使えるかたちで届けたい」との思いから、この道を歩み始めました。
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