皆様、如何お過ごしでしょうか。
店主の弥光で御座います。
まだ寒い日が続いておりますが、
温もりを指折り数える季節にもなりました。
雪が溶けて光る水滴の輝き
香り立つ花が匂う甘さ
暖かさを含み空へ抜ける風
「春が来た」「春を迎える」…
春を人に例えて喜ばしく表現するのは
何故でしょうか。
春園の女神たちは、姿なく、その存在を示します。
彼女たちが居ることを、
見えずして
我々はいつのまにか理解しているのです。
春の陽気で心踊りたくなるのは
彼女たちが奏でる春の調べが
どこかから聞こえているからかもしれません。
世界を透明な虹色で鮮明に塗り替える。
冬のモノトーンが鮮やかに軽やかに変化する。
それは楽曲が途中で転調するように
無音の拡がりが空気を、水を、大地を伝わって
生き物が、植物が、目を覚ますのです。
「春色」と言われ、思い出す色も、
春を奏でる女神の姿なのかもしれませんね。
僭越ながら、当方の思う女神の衣を形にした
作品をご用意致しました。
ご覧になって頂けますと幸いです。
其れでは、又。
良き春をお迎えください。