娘の髪を、
なかなか切ることができませんでした。
小さくて、
やわらかくて。
触れるたび、
「あの頃」が
そこに残っている気がして。
赤ちゃん筆以外にも、
なにか残せるものはないかな。
そう思って探してみても、
心から “残したい” と思えるものに
なかなか出会えませんでした。
だったら、
自分で作ってみよう。
そう思ったのが、
MY BABY TREE のはじまりです。
わたし自身、
桜に特別な思い入れがあります。
春。
桜。
木。
成長。
そんな言葉を思い浮かべていた時、
ふと、
“髪の毛で枝を描けるかもしれない”
と思いました。
木は、
成長の象徴。
「おおきくなったね」
そんな言葉と一緒に、
あの日のぬくもりに
もう一度ふれたくなるような存在。
仕舞い込まず、
これからもそばで
成長を見守ってくれるものになりますように。
そんな願いを込めながら、
一本一本、
小さな木をお仕立てしています。