
アーティスト
「風の日」では風の中、ひとりたたずむユリ。 「Moonrise」では、ぼっかりと低く浮かぶ大きな月。 偶然かもしれませんが、どちらもだいだい色で描かれていました。 ユリも月も、凛としたたたずまいが印象的です。 そして、だいだいのユリや月のうしろに広がる表情豊かな青。 ムラナギさまの青の広さ、深さ、やさしさ、新しさ、懐かしさ、静けさ、空気の流れ、いろんなものを改めて感じ、その青にゆったりとした心地よさを感じます。 そして、「風の入る窓」と「夜の入ってくる窓」と書かれていた額装も、ほんとうにすてきでした。 室内で過ごすことの多いわたしにとって、「窓」は外の世界とのたいせつな接点であり、だいすきな場所です。 その「窓」を通して、ふたつの絵に向かえるというのは、なにか特別な気持ちがします。 こんなふうにもうひとつの世界をのぞくことのできる窓は、くらしのなかにきっと必要で、たいせつなものだとしみじみ思います。 すてきな作品をありがとうございました。
本当にありがとうございます、文学的で素敵なエッセイを書いて頂いたように感じました。画家として生きることは苦しいことばかりですが、こういう瞬間のため、また頑張って描いていこうと想います :にこ:
こんばんは!気に入って頂けて安心致しました。すごく嬉しいです、いつもありがとうございます! :笑顔:
明るい色と表情の#273と迷いましたが、やさしいあたたかさのこちらが今の気分に合いました。 生成り麻の額にピンクのキラキラをつけて入れてみたらぴったりで、小さな絵なのに部屋が明るくなったようです。 森の中にいるような気分で私も自然でやさしく元気なものが作れそうです☆
こんばんは!カルトナージュ拝見させて頂きました、森のような優しい質感と透明に光るアクセントが不思議に合っていてすごく素敵でした。白い壁とも調和していて、僕もすごく嬉しくなりました…ありがとうございます :にこ:
ありがとうございます!気に入って頂けて安心致しました、すごく嬉しく想います…少し風邪気味でしたが、また描きたくなりました :笑顔:
いつもほんとうにありがとうございます。(*´꒳`*) ムラナギさまが書かれた「僕らはトーストの上で」と「世界一美しいもの」。 どちらもくりかえし読んでいるだいすきなお話です。 家、くらし、日常、食べ物、歩くこと、腰かけること。 そんなささやかなことのいとしさを改めて感じさせてくれる物語の世界観が、木でできた小さな家と石に、また、美しい木の幹の絵に表れているようで、暮らすことへの思いをゆっくりと再確認できるような気がしました。
いつもありがとうございます!ぴぴさんはいつも、素敵な言葉であったり可愛いアレンジであったり、キャッチボールのように森の物語を美しく更新させてくれます。こちらこそ感謝です :にこ:
ハガキサイズの絵の中に、鳥や木や月や花やアシュリや、ほかにもいろんな森の表情や色が描かれていて、小さいのに森全体を眺め、それぞれの姿に思いをはせることができる気がします。 :笑顔: 淡いピンクの額装もすごくすてきで、雪の季節にやわらかな春の森を感じています。 おまかせ額装の裏面にいつもなにげなく描いてくださっているマジック描きの絵にもほっこりさせていただいています。 :にこ:
素敵なお言葉ありがとうございます!そうして眺めて頂けることで、森や生き物は存在することが出来ると思います。いつも感謝です :にこ:
大切な場所と同じ色をした箱で、ムラナギさまのギャラリーで見つけたときは、なつかしさでいっぱいになりました。 :笑顔: でも何も入れるものを持たないまま、ぽっかりと時間が過ぎています。 引き出しを開けると、古い新聞の一部が貼ってあって、最初に見たときは少し戸惑いもしました。(笑) 天井に虫眼鏡で見るくらい小さい文字で「YES」と書いてあったオノヨーコさんの作品のことを、ぼんやり思い出したりしました。 「YES」がその平面や空間や存在自体など、何かを肯定されていたように、何も入っていない引き出しの空間そのものを持つことも、しあわせなことかもしれないと思っています。 いつかなにかを入れたくなるときがくるかもしれませんが、そのときまで、ときどき引き出しを開けて、時間がとまっているような空間そのものをながめたいなあ、と思います。 :笑顔:
すごく嬉しいです。あの新聞紙は、箱の中に何十年も入っていたものの切れ端で、永い時間を旅してきた証として貼りました……永い旅の末にぴぴさんのような素敵な方の元へ辿り着けた箱は、すごく幸せだと想われます。はい :ういんく:
いつも、ほんとうにすてきな作品をありがとうございます。 :笑顔: 「鳥の小箱」。 小箱に宝物を入れていた、子どものころのちいさなどきどきを思い出しました。 あの小箱は、ひそやかな自分だけの世界だったのだなあ、と思います。 持ち手もふたも、鳥や花が描かれたやさしい黄色の小箱の色も、小箱の底の文字も、すべてがかわいらしく、なつかしく、いとしく感じます。 大切な時間と世界をそっと取り戻したような気持ちがします。 そして、「冬の夕焼け」のやさしさにも、おだやかな気持ちになります。 山に沈んでいくオレンジの夕日。 まだ青が残り、他にもグレーや茶や、赤や、さまざまないろが混じる夕空を泳ぐジキムがいて、その自由で、ひとりをするりと受け入れている姿にすごく憧れます。 やさしさとか意外な強さとかを感じる色鉛筆のタッチも、とてもすてきだなあ、と思いました。 額装が絵の雰囲気にぴったりあっていて、初めて見るのになつかしい風景というような、郷愁を感じました。 :にこ:
懐かしいというお言葉が、何故かとても嬉しく響いております…もしかしたら、作品の後ろには自分自身遠く手の届かないものへの渇望があるのかもしれません…ありがとうございます、感謝です :ういんく:
いつもすてきな作品をありがとうございます。 :笑顔: 「夏のアシュリ」を見ていると、夏の澄んだ青がすうっと胸に浸透するのを感じます。 空と水辺がどちらもそれぞれの青を持っていて、それぞれに流れ、しかも調和している。 地には、さまざまな草や花が咲き乱れ、夏の命を感じます。 すごくすてきで大胆で、すかっと胸がすくような、大好きな構図です。 なにより、アシュリの表情、とりわけ目に惹きつけられます。 生きものの無心の目。 優しさを象徴し、何も傷つけることがなく、そのために丸い体をしているというアシュリ。 体のやさしい丸みとともに、その無心の目を見ていると、いとしさが胸に広がり、やさしくおだやかな気持ちになります。 これからもたくさんのアシュリ、そして森の生きものたちに親しんでいけるといいなあ、と思います。 :にこ:
ありがとうございます!小説のように美しい文章に、悉く夏の空が恋しくなりました、はい :にこ:
鳥の詩
かなしみ 谷川俊太郎 あの青い空の波の音が聞こえるあたりに 何かとんでもないおとし物を 僕はしてきてしまったらしい 透明な過去の駅で 遺失物係の前に立ったら 僕は余計に悲しくなってしまった 青空の下、ぼんやりと立っている絵のなかの「カナシミ」を見ていたら、ずーっと昔に出会ったこの「かなしみ」という詩を思い出しました。 悲しみのなかにいるとき、その存在は、とても所在なく頼りなさげになるように思います。 絵のなかの「カナシミ」は、描かれた木の大きさからすると、たぶん巨大なのだけど、とても弱々しくちいさく感じます。 手を差し伸べたくなるのは、それが自分自身にも重なるからかもしれません。 「行くあてのないカナシミは、やがて怪物に変わります。」 この絵に添えられたムラナギさまのことばは、とても腑に落ちるものでした。 怪物はたぶん誰のなかにもいる。 カナシミは完全には癒えることはなく、「透明な過去の駅で/遺失物係の前に立ったら/僕は余計に悲しくなってしまった」のように、時間をさかのぼって取り戻そうとしても、さらなるカナシミを呼ぶもののように思います。 だとしたら、あらがわず、カナシミの怪物と手をつなぎ、生きていけたらと思います。 見ていると、ぼんやりと悲しいのだけれど、ふしぎなやさしい力をもらえる作品でした。 そして、「鳥の詩」。 月夜に、東に渡る幾千の鳥たち。 その森の不思議は、見る人によっていろんな受け取り方があるのだと思います。 一方でことばの解釈を挟ませない「不思議」のようにも思います。 ただただ、空を及ぶ鳥の姿と、濃い月の光、紫の深い闇を見入ってしまいます。 ポストカードの大きさなのに、すごく大きな絵のように感じる広がりがあるように思います。 こんなふうにことばを離れ、絵に心をゆだねるのもいいのだなあ、と思わせていただく作品でした。