はがきは書くスペースが決まっているので、用件だけを簡潔にまとめるのがポイントですよ^^そして、相手が読みやすい文字の大きさで、文章を書くようにします。
はがきに文章を書くときは、10行くらいにおさまるように書きます。文字は手書きをするなら1行に15文字ほどのサイズ、パソコンを使用するときは18文字程度のサイズを目安に、バランスよく書いてみましょう。
書きなれない方は、鉛筆で下書きをするとバランスを取りやすいです。
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⭐文面の組み立て方・構成⭐
・頭語
・前文
・主文
・結語
※頭語と結語には組み合わせがあります。
◆頭語
文章構成の基本として、出だしの言葉と締めの言葉が必要ですが、これを「頭語」と「結語」といいます。頭語と結語には、それぞれ組み合わせがありますので、間違えて使わないように注意しましょう。
上司や目上の方、改まった文章には、「頭語」と「結語」は必ず必要となりますが、親しい関係の方へは、堅すぎる印象を与えるので使用しないこともあります。
◆前文
書き出しの挨拶・時候の挨拶
ビジネス文章では、時候の挨拶は使用しないこともありますが、ビジネスであってもお礼状などの場合には、季節の言葉を使うことにより温かな文章になりますから、用いることも多いです。
時候の挨拶を用いることで、いきいきとした文章の表現になりますので、一般的な場合には季節の挨拶は用いるようにしましょう。
親しい関係の方へのはがきや手紙は、時候の挨拶を書くことで堅い文面になるので省略してもよいです。そのとき、そのまま主文に入ってもよいですが、一文字下げてから書き始めるようにしましょう。
◆主文
主文は、一文字下げてから書き始めるようにしますが、はがきは文章を書くスペースが少ないので、簡潔にまとめなくてはいけません。
伝えたいことがたくさんある場合、無理に小さい文字で内容を詰め込みすぎると、はがきをもらった相手は読みずらいので、そのようなときは、便箋に書いて封書で出すとよいですね。
はがきを書くときは、必要なことだけを短い文章で具体的に書くことが大切です。
◆結語
親しい相手には「頭語」を書かずに、「草々」や「かしこ」などの結語だけを書くこともあります。