― 母なる地球の専門店へようこそ ―
自分がやっていることで何かを絶対に破壊したりしないこと。誰かの何かを取ったりしないこと。自分がやっていることで人が幸せになれること。自分が幸せになれること。関わった人が幸せになれること。お互いに得られるものがある関係や、世の中の成り立ち。これが、マザーアースの願いです。色やアロマの香りで、人は癒されます。染色に使っている薪や、土や植物も、大切な要素です。私たちは、そういうものを感じられる作品や、生き方をとても大切にしています。寒い時に日向ぼっこをするように、光(太陽)の下に人は集まります。マザーアースは、母なる地球が生み出す“色の光”で、癒しの場をお届けします。
― 光を感じる糸 ―
色は、光。草木染めで染めるマザーアースの色には、光があります。マザーアースでは創業以来、糸の持つ光を損ねないように、一つ一つの工程を大事に守り、一切手を抜くことなく、大切にしてきました。マザーアースでは、植物の一番の染め時に、一番いいものを取りに行って、染めています。その植物の一番いい時の生命エネルギーを表現する色は、勢いがあり、光も、透明感もあります(そうでない場合は、色のトーンが落ちます)。これら全ての工程を、私たちは八ヶ岳で行っています。八ヶ岳の太陽(光)、八ヶ岳の風、八ヶ岳の水。光と闇があるならば、できるだけ光をお届けしたい。八ヶ岳の光、地球の光をみなさまにお届けできたならば、これ以上の幸せはありません。
― マザーアース・インド物語 生きることは作ること ―
インドに影響を受けました。ものづくりに対しての姿勢に。インド人も宿泊する、砂漠の安宿に泊まった時のことです。居合わせたインド人の家族が、その場で料理を作り始めました。何でも作るんだなあという感覚と、それをごく普通にやっていたことに驚きました。もともと、手仕事に興味はありませんでした。それどころか、どこか女性蔑視のようで、あまり好きではありませんでした。
別の機会に、インドのテーラーさんで、居候生活をしていたことがあります。そこで、彼の洋服作りに衝撃を受けます。彼は生地の前で瞑想をし、一気に洋服を作り上げるのです。たった一台のマシンから、色々な物ができる光景を目にしました。目から鱗でした。ものづくりに、男も女もない。そこにこだわっていたのは、自分だけでした。
手を動かして、一枚の布から物が生まれることは、純粋にすごいことだと思いました。ふと周りに目をやれば、旅では色々なものが、手作りの物であふれていました。すばらしいと思いました。食べること、着ること、生きることは、全て「作ること」だと知りました。全てがまっさらになりました。
それからは、旅の途中から、リュックでも手作りしました。自分が変わっていくのが分かりました。古着から手作りしたりして、日本から持っていったものは、ほとんど売ってしまいました。
ものづくりの、基礎の基礎が培われた経験。見ることは、勉強になることを学びました。
帰国後に、山梨の八ヶ岳に向かいました。そこで訪れた一件の古い家で出迎えたのが、いくつもの大きな鍋でした。山に行けば、植物があり、染めるものがある。導かれるように、染色は自然に始まりました。
1985年
マザーアース 八ヶ岳店 オープン
マザーアース 大丸神戸店 オープン
1998年
マザーアースアロマ スタート アロマ室開設
2003年
マザーアース 麻布店 オープン
銀座三越にてマザーアース展を開催
2007年
鎌倉の銀の鈴社のギャラリーにてマザーアース展を定期開催
他各種ギャラリーへの出店・展示実績多数
2016年
代官山朝市に出店中
紹介文はまだ設定されていません
[全 254作品]
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